買い物かご ドイツNo.80
ドイツへ行くたびに気になっていたのだが、ドイツでは買い物かご(バスケット)がポピュラーだ。特に、マルクト(市)ではかごが目だつ。それも、男性が持っている場面をしばしば見る。(写真右 ゲンゲンバッハのマルクト)
日本でも、40年以上前には買い物かごが使われていた。私の家にも買い物かごがあったのを思い出す。スーパーマーケットやコンビニエンスストアーなどが普及してからは、買い物かごは消えた。
店内のかご(ショッピング・バスケット)を使わざるを得ないからだ。その結果、レジ袋が浸透してしまった。言うまでもなく、レジ袋は資源やエネルギーを消費する。最近は、日本でもレジ袋を有料化したり、買い物客がマイバッグを準備するようになってきたが、ドイツでは、ずいぶん前から問題意識が高かった。少しでも節約しようという気持ちが伝わってきたのである。 (写真左 ヘレンベルグのマルクト)
もちろん、レジ袋がまったくないわけではない。我々外国人は買い物かごを持っていないので、支払うときにレジ袋が欲しいと言うと、用意してくれる。かご以外に布袋やナップザックなどの利用者もいる。いずれにしても、レジ袋を使うまいという風潮は浸透している。カップルで買い物に出かけると、男性が買い物かごを持つ役だ。男性独りだけで買い物かごを持っているシーンもよく見かける。ドイツの男性は女性に優しいと思うのだが…。また、紙袋の比率も日本より高い。果物や野菜、菓子類などを買うと、そのまま紙袋に入れてくれる場合が多い。
紙とプラスティックのどちらが省エネ、省資源なのかは正確にはわからないが、ドイツの実情を紹介した。 (写真上右 ヘレンベルグのマルクト 写真左 ゲンゲンバッハのマルクト)
最近、本屋で文庫本を買ったら、「カーバーをどうしますか」と聞かれた。「いらない」と言うと、店員はレジ袋に入れようとしたので、それも断った。ドイツで少しでも生活すると、これがあたりまえに思えるようになる。
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