第17回 ヌービック・フォト・フレンズ 5 写真展
今年から、大澤聡氏をコーチに迎えての開催だ。大澤氏は、元日本カメラの別冊編集長だ。毎回、テーマを厳しく追求してきたヌービックにとって、大澤氏は、まさに“傾蓋、旧の如し”といった関係になるのではないか。これからは、“管鮑之交”になって、ますますテーマを追求してほしいものだ。以下に、あいさつ文(下図左)と作品一覧(下図右)を掲載する。ご高覧いただけたら幸いだ。なお、図はポップアップする
さて私は、雪のカテゴリーに2点出品させていただいた。どちらも、2月の川上村の雪景色だ。気温が低いので、雪は軽くさらさらしている。『泡 雪』は形がモチーフの写真だ。枯草のカーブが、積。もった雪で折れそうで折れないところに微妙なバランスを保っている。『春を待つ』は、花芽という春のモチーフに雪という冬のモチーフを重ね、時間のモチーフを構成している。季節感を表現するには、またがる二つ以上の季節要素で画面を構成することが常道だ。
本写真展は毎回、写真集を制作している。今回もA5判、4C、36ページの写真集を作った(写真右参照)。これは、アマチュアのグループ展では大変珍しいことであり、理想的なスタイルだ。
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