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2015/06/20

2015年6月上・中旬の森のようす…八ケ岳山麓No.179

由緒や名まえの由来を調べてみた…フォト・アルバム

 この時期、目だった草花や自然をレポートする。

●ヒオウギアヤメ 和名は「檜扇菖蒲」。アヤメは、ショウブの古称。ヒオウギは、葉の出方が檜扇(ヒノキの薄板を重ねた扇)に似ていることから付けられたという。アヤメと違うところは、外花被片(外側の“花弁”)付け根にある黄白色の文様。Hpp6130300

●ナナカマド 和名は「七竈」。果実は、葉とともに鮮やかな赤色で秋の風情を盛り上げる。材は堅く、7度かまど(竈)に入れても燃えないということから命名された。Hpp6110224

●ノイバラ 和名は「野薔薇」。花は芳香を放つ。赤い果実は生薬として利尿剤に用いる。また、ローズヒップ・ティー(ハーブ茶)としても楽しまれる。Hpp6160474

●フタリシズカ 和名は「二人静」。同じセンリョウ科のヒトリシズカ(「一人静」)が花穂を1本立てるのに対して、フタリシズカは2~3本の花穂を立てる。「静」は、鎌倉時代の白拍子・静御前のことといわれる。花が放つ情緒はヒトリシズカのほうが上か?Hpp6160556

●ミミガタテンナンショウ 和名は「耳形天南星」。サトイモ科テンナンショウ属の多年草。「天南星」とは、葉の広がるようすを中国の夜空に広がる星の意味にたとえたものという(写真下左)。根茎は有毒だが、去痰、鎮痙に効能のある生薬・天南星を含む。「ミミガタ」は、マムシの鎌首に似た仏炎苞に耳たぶのような張り出しがあるので命名された。Hpp6100051
Hpp6130417


                                         

                                                

                                               

 

 

 

 


●オオツクバネウツギ
 和名は「大衝羽根空木」? スイカズラ科の落葉低木。「ツクバネ」は、果実の先端に萼片が残り、羽根つきの“衝く羽根”状になることから命名? 「大」は同類中の花のサイズ比較。写真には吸蜜に来た昆虫が写っている。Hpp6110174
●オトシブミ 和名は「落とし文」。オトシブミ科の甲虫の総称。広葉樹の葉を丸めて中に産卵し、地上に落とす。中の幼虫は、葉の内部を食べて成長する。撮影していたら、“天敵”のアリが寄ってき来た。Hpp5229957

●クリンソウ 和名は「九輪草」。サクラソウ科の多年草。輪生した花を数段花茎に付ける。寺院の屋根にある装飾の九輪に似ていることが名まえの由来。写真は、現在、九輪の最上段だが、もう1~2段上乗せしそうだ。Hpp6200306


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