第20回 大倉山エルムフォトクラブ写真展
「沈黙の森から」シリーズの2点を出展 3月2日まで
会期:2015年2月24日(火)~3月2日(月) 10:00~17:00 初日は13:00~
会場:大倉山記念館オープンギャラリー アクセスはDM(ポップアップ可)を参照)
大倉山エルムフォトクラブは、横浜市港北区大倉山地区のカメラ店(たくぼカメラ)に集う写真愛好者とプロ写真家・桜井 始氏とで結成され、今年で20周年になる。3年前から桜井氏の後を引く継ぎ、私が講師を務めている。精鋭ぞろいのクラブなのは、桜井氏の薫陶のおかげと、写真家であり「たくぼカメラ」の店長でもある髙橋勲夫氏の熱心な運営に負うところが大きい。作品はあらゆるジャンルにおよんでいる。講評会では、自然写真と人文写真に分けて並べ、互選で投票した後、私が独自に審査して順位を決める。
作品展は、メンバーそれぞれが3点の組み写真や連作で展示する(下表参照 ポップアップ可)。会場は、日本一のギリシャ風建築ともいえる大倉山記念館の中にあり、開催期間は大倉山公園の梅が見ごろ撮りごろになる。撮影かたがたお出かけいただけたら幸いだ。展示期間中の2月28日(土)と3月1日(日)には、大倉山観梅会も開催される。
私は、「沈黙の森から」のシリーズとして2点出展した。春に撮影した『寡黙』(写真右)と秋に撮影した『吐露』(写真下左)である。「沈黙の森から」は、私が八ケ岳山麓で取り組んでいるライフワークに付けた総タイトルである。森の中の動植物や無機物、
現象などは、黙して語らない。そこで、彼らが発信する情報や情緒を私が代弁しようという趣旨だ。すなわち、それは私の自然観や森林観といえるだろう。「沈黙の森から」は、八ヶ岳山麓で撮影した一群の自然写真に付けた総タイトルでもある。
展示会場とメンバー
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