初冬の撮影の喜び 八ヶ岳山麓No.171
蓼科バラクラ・イングリッシュガーデン
八ヶ岳山麓の自然の撮影はオフシーズンに入ったといってよいだろう。紅葉が終わったこの時期、山岳写真や氷雪の撮影を除けば目だった被写体はない。一般的に12月は撮影の閑散期だ。私は、そんな時こそやる気が出てくる。被写体を発見する喜びを味わえるからだ。ほとんどの人があきらめた被写体や気がつかない被写体を料理するのが好きなのだ。もっとも、私はカメラを持っていれば、どこでも、いつでも、いくらでも時間をつぶせる。「つぶせる」という言い方は消極的だ。充実した時間を過ごせる。 (写真上右 初冬の八ヶ岳西面。写真左 サンタクロースの家、キリストの降誕劇を模したクリッペではない)
蓼科のバラクラ・イングリッシュガーデン(BARAKURA English Garden)へ出かけた。今回が5回目ぐらいだろうか。いつも愉快に過ごせる場所だ。園内は初冬の雰囲気で、花はない。クリスマスローズと狂い(残り)咲きのパンジーぐらいだ。クリスマスの飾りは雪をかぶっている。しかし、ドライフラワーや枯れ葉、来年の春芽などに加え、英国風のエキゾチックな雰囲気が撮影意欲を刺激した。有意義な2時間を過ごした。
●果実がはじけ、綿毛状の種が風を待っていた、種は不明だ(下左) ●アジサイ
のドライフラワー(下右)
●クリスマスローズ(下左) ●ユリ科植物の春芽(下右)
●鉢植えのイチゴに果実が残っていた(下左) ●イチゴに交じってパンジーが春を先取りしていた(下右)
●ガーデン入口ではスノーマンが歓迎(下左) ●サンタクロースの家の中には、プレゼントが用意されていた(下右)
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