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2014/04/09

Deutsche Geist 『ドイツの栄光』展 予告 ドイツNo.139

第1回 豊田芳州ネット・ギャラリー写真展

 インターネットが情報伝達の中枢的存在になってきた。各種のコマーシャルでは「詳細は○○で検索」などと、肝心の情報はインターネットで伝える場合が多い。行政や公共の情報もインターネットに任せているのがほとんどだ。Hp インターネットが嫌いだなどと言っていたら、世間の趨勢から遅れてしまうだろう。インターネットを敬遠するなら、それこそ自身の感覚を研ぎ澄まし(高感度のアンテナを立てて)、何倍もエネルギーを使わなければ生活情報は得られないだろう。もちろん、その選択肢はあると思うし、世の中の流れとは別の道を歩むということもありえる…。

 というわけで、私は自身のブログで写真展を開催することにした。ネットギャラリー『豊田芳州のTheme』の開設だ。ネットギャラリーのメリットはいくつかある。
①鑑賞者は会場へ足を運ぶ労力を省略できる ②いつでも鑑賞できる ③自身のサイトをもてば、だれでも写真展を開催できる ④会場費、パネル製作代などの開催費を節約できる ⑤アクセス解析で、鑑賞者のキャラクターと傾向をつかめる ⑥アクセスの多いサイトでは、多くの観客を動員できる。一方、デメリットもある。
①大画面の迫力がない ②組写真としてのレイアウト効果(モンタージュ効果)を生かしにくい。『豊田芳州のTheme』では、写真を並べて鑑賞できない ③作者と直接コミュニケーションができない
 デメリットの解決策として、①については、パソコンを大画面TVにつないである程度改善はできる。これには専用接続コードが必要だ。②については、ブログ上で特別なページ展開を工夫しなければならないので、現在の私に解決策はない。③については、コメントのやり取りで可能だろう。また前述のとおり、アクセス解析から鑑賞者のキャラクターと傾向をある程度つかめる。ネットギャラリーでは、作者と鑑賞者の間に、通常のギャラリーにはない接点が生まれるだろう。

 ネットギャラリーでの開催とはいえ、ダイレクトメール(案内はがき)を作り、期日とギャラリー(ブログのURL)を告知することにした(写真上)
〔期 日〕:2014年4月2日(水)~4月8日(火)
〔ネットギャラリー〕:「豊田芳州のTheme」 http://silent-forest.cocolog-nifty.com

 さて、なぜドイツなのか。私は、若いときからクラシック音楽が好きだった。無意識に聴いているうちにドイツ系の作曲家と曲が好きになっていた。ドイツを意識すると、ますますドイツ音楽に引き込まれた。ドイツ音楽を表徴するとしたら、重厚、荘重、躍動的、大上段と言ってよいのではないか。私は、“正統派”と思っている。好きな曲を生み出す風土や人々に興味をもつのは当然だろう。

 一方、写真を専門的に学ぼうとするとドイツのカメラに関心が出てくる。現在は日本がカメラ王国だが、その前はドイツがカメラ王国だった。日本は以前、ドイツのライカやコンタックスをまねた時期があった。Hpp5305116_2 Hpp6157053 ドイツのマイスターたちが作った精巧なメカニズムがカメラの基礎になった。写真関係者にとってドイツは特別な国である。それは私にとっても同じだ。ほかに町並みや人々は馬が合うし、パン、ソーセージ、ビール、コーヒー、ジャガイモなど大好物だ。現在、ライフワークとして「ドイツからの風」に取り組んでいる。第1回は『栄光』編としてまとめた。ドイツ各地で共感し、私なりに讃えたいと感じた風物である。アクセスいただけたら幸いだ。 (写真上左 うまいドイツのビール。同上右 おいしいドイツの朝食)

『豊田芳州のTheme』に掲載された写真と文章は、著作権法で保護されています。無断使用はご遠慮ください。All pictures and writings on this blog are copyrighted.

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コメント

misako T.様

日ごろ、私のブログへアクセスいただき、ありがとうございます。また、このたびも好意的なご感想をうれしく拝読いたしました。第2弾も準備しておりますが、その前に八ヶ岳山麓の「沈黙の森から」を考慮中です。気軽にできるので、misako T.様もぜひご検討ください。ますますのご活躍をお祈り申しあげます。H.T.

投稿: H.T. | 2014/04/13 10:30

豊田先生 「ネットギャラリー写真展」を楽しく拝見させていただきました。ドイツの端正で美しい世界に感動し、また先生の写真理論が正に具現化されていることも感じ、大変勉強になりました。ありがとうございます。
「栄光」編に続く第2弾も楽しみにしております。

投稿: misako T. | 2014/04/13 00:55

福代 様

ごていねいなコメント、ありがとうございます。

城壁や市壁については、どいうわけか、たいへん興味があります。日本にはない風景を造っているからです。初めはなぜドイツ人(西欧人)がこんなにこだわるのか、不思議でした。私は、根拠はわからないが、何か引っかかることをテーマにしてきました。ドイツ自体がそうです。できるだけ市壁と城壁のある町を選んで撮影計画を立てました。そのうちに、市壁のなかにあるコミュニティーの固い結束の表れであるとわかりました。

また、なぜ中世の町並みにこだわるのか、今もはっきりとはわかりませんが、中世は彼らのコミュニティーが形成された時期ではないかと考えております。

決めたテーマの裏付けがわかってくるのが撮影のおもしろさです。福代さんは、専門的に研究されていうのでご教授いただけたら幸いです。

これからは、ネットギャラリーの時代だと思います。写真のおもしろさは撮影にあるというのが持論ですが、やはり撮りだめたものを、まとめて発表するべきだと思います。ネットギャラリーでは、だれでも簡単に(会場を借りるより)個展を開催できます。

今回の観客数(アクセス解析)は追ってブログに掲載する予定ですが、知名度の低い私にとっては過分な観客数でした。ただし、DMを作って配布しました。デメリットよりもメリットのほうがずっと大きいと思います。

クラシック音楽についても、福代さんは専門家ですね。私はへたの横好きです。しかし私の直感を、本ブログの「音楽」カテゴリーに掲載しました。ご笑覧いただけたら幸いです。

今後とも、よろしくお願い申しあげます。 H.T.

投稿: H.T. | 2014/04/11 18:00

第1回豊田芳州ネットギャラリー写真展のご案内ありがとうございました。
楽しく拝見させていただきました。
城郭関係にタッチしているので、「同盟の面目」「堅守」「自衛」などは特に興味深く拝見させていただきました。
ネットギャラリー写真展というのはなかなかいいですね。
メリット・デメリット論がありましたが、なるほどと思いました。
アマチュアカメラを楽しんでいる者として、写真展をやってみたいと思っても費用や労力を考えたら容易にできるものではありません。むろんネットギャラリー写真展もたいへんですが、よい情報をありがとうございました。
メールアドレスを教えていただけましたなら、音楽談義ができるかもしれません。
お礼かたがた。

投稿: 福代 徹 | 2014/04/06 18:16

岡﨑 様
コメント、ありがとうございます。お変わりなくなによりです。
私も、コンパクトカメラで95~100パーセント撮影しております。最近のコンパクトカメラは、十分な性能をもっています。いつでも、どこでも悔いなく撮影できます。ぜひ、岡﨑タッチの作品に取り組んでください。ますますのご活躍をお祈りいたします。H.T.

投稿: H.T. | 2014/04/01 12:02

豊田先生:暫くご無沙汰しております。先生のこころのこもったご指導をいただいた頃を思い出しています。
この度「ネットギャラリー」の葉書を頂戴、本当に有難う御座いました。相変わらずの先生の素晴らしい写真展とドイツへの音楽的な愛情表現:感激いたしました!!
わたしはついに91歳となりましたが、以前ほど歩けませんが小型カメラは持ち歩いています。
「ドイツの栄光」を楽しみにしています。先生のますますのご活躍を願っています!!

投稿: 岡﨑 靖 | 2014/03/31 12:15

こばやし様
コメント、ありがとうとうございます。味方が増えて幸せです。ぜひ一度、ドイツへ行ってみてください。作画活動のご成功をお祈りいたします。 H.T.

投稿: H.T. | 2014/03/30 12:22

豊田先生、こんにちは。ネットギャラリーの葉書を送っていただきありがとうございました。先生がドイツがお好きなのは前から知っていました。何回もドイツに行っていることも知っていました。きっとカメラのほうからそうなったとばかり思っていましたが、音楽からでしたか?自分もドイツという国が好きです。行ったことはありませんが、カメラを始めてすぐにライカやコンタックスのことを知り、いろいろ思いを馳せたものでした。今はライカを12台持っています。病気です。コンタックスもⅡaを持っています。自慢話ですみません。これからも先生の記事を拝見させていただきます。お元気で。。。( ^ω^ )

投稿: こばやししんたろう | 2014/03/28 12:08

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