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2013/07/05

『心の琴線にふれた光景』

第7回 横浜写心倶楽部 写真展

会期:2013年7月4日(木)~7月10日(水)10:00~18:00 最終日は~17:00 会場:港南区民センター「ひまわりの郷」ギャラリー(DM参照 ポップアップ可

Hp2013dm 琴線とは琴の糸のことだが、もう一つ慣用的な意味がある。「外界の物事に触れて、さまざまな思いを引き起こす心の動き」という意味だ。いうまでもなく、写心倶楽部のタイトルは後者にかかわる。「琴線にふれる」とは心の動きを琴の糸にたとえた言い方で、感動の一つのパターンである。Hp2013dm_2琴の糸のように感じやすく、共振、共鳴して心に残ることを意味する。すなわち、琴線とは作者の心の中(内界)にあるものをさす。一般的にシャッターをきるということは、外界である被写体が内界である作者の琴線を刺激することと言えよう。撮影者の琴線はさまざまだ。今回は、琴線を3つのカテゴリーに分けて展示した。写真下左『歓 喜』 広野博子「心の奥底から求める琴線」

Hpimg_0009_3 Ⅰ「心の奥底から求める琴線」 Ⅱ「輪廻転生に共鳴する琴線」 Ⅲ「胸に刻まれた過去の琴線」の3つだ。Ⅰは、生物のDNAに刻まれた本能のようなものだ。私たちはしばしば原始的な風景にあこがれることがある。たとえば、水辺に郷愁を感じるのは、Hpimg_0883私たちの遠い祖先が水辺で生活をしたことがあるからだ。Ⅱは人間が持っている時間の概念に付随した情感である。私たちは、時の移ろいや季節感、万物の生生流転に心を動かされる。いわゆる無常観と言われるものだ。Ⅲは、過去の記憶と記録にかかわる琴線だ。思い出や体験を懐かしむ気持ちのことだ。以上、シャッターをきりたくなる動機(モチーフ)を琴線という視点で分類してみた。 写真右上『煌くプレリュード』小嶋和子Hp17「輪廻転生に共鳴する琴線」 写真下左『津 波』谷口信夫「胸に刻まれた過去の琴線」

 私は、「心の奥底から求める琴線」のカテゴリーに『彩色の連携プレー』 (写真下右)を出展した。ドイツ・ヴァサーブルグの町並みにほれ込んでシャッターをきった写真だ。家々の彩色の調和はドイツの町のコミュニティーの象徴の一つである。私が理想とする町並み像に重なったのである。Hpp6072118

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