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2013/02/25

ドイツの自転車事情〔2〕 ドイツNo.131

安全のためのヘルメット小旗Hpp6026164_4

 自転車は、道路交通法では軽車両というカテゴリーに属する。荷車と同格だ。自転車は2輪で軽量・小型なので目だちにくく不安定である。しかも、原則として車道を走らなければならない(例外と専用道がある地域がある)。しかし、道路交通法は、自動車と同じように自転車にも適用される。「進入禁止」や「一方通行」「止まれ」などの標識・表示に従わなければならない。Hpp5011526_2一方、自転車は自由に購入できる。そのとき、道路交通法についての知識はほとんど知らずに乗ることになる。自転車は、公道上を無免許運転していることになる。これは、自転車が危険なだけでなく、自動車の運転手にとっても事故の危機を抱えていることになる。自転車と自動車の間には、通行上のルールやマナーにギャップがある。 (写真上右 ヘルメットを装着して小旗を掲げる親子自転車≪リューベック≫)。写真上左 下校中の学生。全員ヘルメットを装着≪リューベック≫) 

 2月15日、東京・代官山で歩道を歩いていたら、4、5台の自転車とすれちがった。自転車は、我がもの顔に走り去っていった。30メートルぐらい先の交差点まで歩いて、この歩道が「歩行者・自転車専用道路」だということがわかった。Hpp6126439ほとんどの歩行者にとっては、歩道は“歩行者専用”だと考えるのが普通だろう。運転免許を取得していない歩行者は道路交通法には関心がないし、標識を見る習慣もない。ここでも、通行上の認識のギャップが存在する。このギャップを埋めることが必要ではないか。どこで、いつ道路交通法を学ぶのかは行政の問題である。 (写真上左 旗を立てた子ども用リアキャリアー≪リューベック≫。写真下右 自転車家族≪ヴァッサーブルグ≫)
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 ドイツでは自転車運転者の安全のために、ヘルメットが普及している。また、小旗を掲げて運転している(主に牽引の場合か?)。どちらも、他者に自身を認知してもらうためである。もちろんヘルメットは頭部保護に役だつ。大学の同級生S君は、交通事故でずいぶん前に亡くなった。当時、同級生が事故の状況を説明してくれた。要点は「S君は小型バイク(自動二輪車だったか?)に乗っていて、交差点で信号停止したとき、トラックの前に止めたというのだ。Hpp6116244Hpp6126439_2視点の高いトラックの運転席からはS君の車体が見にくかったのであろう。信号が青に変わったとき、S君は轢かれてしまった」ようだ。もし、彼の自転車が小旗を掲げていたら事故に遭わずにすんだのではないか。日本でも、安全のためのヘルメットと小旗が必要だろう。 (写真上2点 ニュルンベルグの中央市場にて)

参照: 『ドイツの自転車事情〔1〕 ドイツNo.129』

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