ドイツの自転車事情〔1〕 ドイツNo.129
はっきりした専用レーン
ドイツの街で目だつのは、自転車と子ども、それにお年寄りと犬だ。いずれも、ドイツでは一目も二目も置かれていると思う。ドイツに比べて日本では、自転車は肩身が狭いうえに危険だ。また、子どもたちが虐待される事件がよくある。日本の電車内でお年寄りに対するマナーの悪さは目にあまるものがある。ドイツでは、犬と同伴できる場所は日本に比べてはるかに多い。いずれは、この4つについて書くつもりだが、ここでは自転車について触れよう。
ハンブルグのホテルで朝食をとりながら窓の外を観察したとき、ドイツは自転車文化の先進国であると感じた。もちろん、自転車の性能についてではない。自転車を取り巻く環境が日本とは大違いだからだ。窓の外をひっきりなしに通勤の自転車が通過するのだ。ハンブルグは地下鉄があるので、交通機関は充実している。それでも自転車で通勤する理由は、ドイツ人は自転車が好きなのと、それを受け入れる社会環境が整備されているということだ。もちろん、自身の健康と都市環境への配慮もあるだろう。
一方、リューベックの公共交通手段はバスだけである。地下鉄やトラムがないので、自転車は不可欠な交通手段である。そのためか、自転車用のレーンや交通標識が整備されている(写真上右 リューベックのホルステン門前)。リューベックを中心にドイツの自転車事情を紹介しよう。まず、専用レーンについてだ。日本の事情と比較するとわかりやすい。
●(写真上2点)ハンブルグの色分けされた自転車専用レーン。●(写真下左 リューベック)左から右側のレーンへ合流(横断)する自転車へ注意を喚起する自動車向けの路面標識(自転車を三角形で囲んだもの)。日本にはない緻密な交通整理だ。自転車専用レーンは原則として一方通行だ。
●(写真下左 リューベック)信号待ちの歩行者を避ける配慮。●(写真下右 横浜アリーナ前・環状2号線)右寄りが自転車道。バス停がじゃまをする。視覚障害者用ブロックが歩道と自転車道の境界線になっているのも問題。
●(写真下左 東京都・飯田橋駅付近)ほんの一部だが、日本国内では整備されたほうに属する自転車道。●(写真下右 横浜市大豆戸町・環状2号線)歩行者優先の自転車道表示。ルールが確立されているドイツには必要ない路面標識。どちらも両方通行だ。
参照: 『自転車専用道路の造り方 ドイツNo.39』 『自転車でどこへでも行ける ドイツNo.11』
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投稿: バッグ,財布&小物専門店 | 2020/05/27 12:38