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2012/12/30

イルミネーションの撮影を楽しむ

多重露出で光を脚色…コンパクトカメラシリーズ48Hppc208741

 年末年始は、各地でイルミネーションが夜の町をにぎわせている。LEDの普及でイルミネーションが華やかになったような気がする。明るくカラフルになり、装飾の密度が上がったように感じる。LEDが省エネに貢献しているので、ふんだんにパーツを使えるからだろうか。

 夜景のシャッターチャンスは、日没後30分ごろから15分間ぐらいまでである。被写体に面の明るさが残っている時間帯だ。すなわち、夜景とは夕景のことである。この時間以降は、照明器具(発光体)だけが点や線として写る味気ない写真になってしまう。写真でもっとも美しいのはハーフトーンである。そこで、ハーフトーンの面を作るためにボケを利用する。点光源はボケると面になる。このボケを多重(二重)露出で取り込んで、イルミネーションをいろいろ撮ってみた。

 オリンパスXZ-1のシーンモード(SCN)に「多重露光」モードがある。シーンモードは18項目あり、シーン(撮影条件)名や被写体名が名づけられているが、どういうわけか「多重露光」だけは、Hppc208720シーン名ではなくテクニック名である。テクニックからイメージやモチーフを発想することはあるので別に不満はない。この「多重露光」は手軽に二重露出を楽しめる。露出モードはプログラムAEで、絞り値やISO感度、ホワイトバランス(WB)はオート設定だが、露出補正(‐2~+2)とフォーカスモード(AF、マクロ、スーパーマクロ、ほか)、AFターゲットは選択できる。

 どうやってボケ画像を作るかが問題だ。いろいろな方法があるが、もっとも簡単な方法は、スーパーマクロモードで至近距離(1~5センチ)の被写体にピントを合わせ、フォーカスロックする。すると背景に相当する被写体は大きくボケるはずだ。イルミネーションへカメラを向ければ、ほぼ十分なボケ画像がモニターに見えるだろう。ただし、スーパーマクロモードは広角画角なので、ボカす被写体をそれに合わせる必要がある。しかし、これはたいした問題ではない。こうして作ったボケ画像を二重露出でもう一つの画像に重ねるのである。 イルミネーションは、見た目からは想像できないほどファンタスティックに脚色される。これは、年末年始の楽しみのひとつだ。

横浜みなとみらい「クイーンズパーク」にて(写真上2点)

清里「萌木の村」のクリスマスにて(写真下2Hppc238842_2Hppc238825_2

「丸の内イルミネーション2012」にて(ショーウインドーのマネキンを活用)(写真下2点
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コメント

コメント、ありがとうございます。微力が役立って幸せです。ますますのご健闘ををお祈りいたします。H.T.

投稿: H.T. | 2013/01/07 10:48

今年もよろしくお願いいたします。
小生、このテクニック本当に知りたかったです。いろいろチャレンジしましたが、思う気持ちと結果が着いてきませんでした。今回の解説で、又新たにチャレンジしたい気持ちになりました。良かった! ありがとうございます。
この解説!貴重ですよ!   i.s

投稿: i,s | 2013/01/06 20:20

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