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2012/11/21

千葉大学スキー部OB会2012 in 浅草

豊かな江戸情緒に触れる…フォト・アルバム「浅草余話」Hppb187781

 今年のOB会は、例年のひと月遅れで11月18日、東京・浅草で開催された。浅草観光と江戸下町情緒を体験しようという企画だ。参加者は22名、二手に分かれそれぞれにガイドが付いて浅草寺界隈を見学した。私は、初めてツアーに参加しながらの撮影を体験した。いままで、パックツアーに参加した知人の作品をたくさん見てきたが、ほとんどがものになっていない。彼らの体験談によると、「撮影に集中しようとすると、すぐ置いてきぼりを食ってしまうので落ち着いて撮影できない」というものだ。もちろん、私もそれに納得してきた。実際に自身でチャレンジしてみたのだが、予想どおり難しかった。 (写真右は雷門大提灯)

 当日は日曜日とあって、浅草は観光客でいっぱいだ。思うようにカメラポジションを決められないうえに、しばしばレンズと被写体の間に観光客がHppb187817入ってしまい、シャッターがきれない。デジタルコンパクトカメラ(オリンパスXZ-1)は、多少救いになったかもしれない。少しでもカメラ操作の時間を短縮するために、カメラの設定をいつもとは変更した。ISO感度をオートにして日向と日陰のEV値を調節してカメラブレを軽減、デジタルズームで画角調節のレンジを広げてフレーミングの自由度を高めた。ツアーでの撮影結果をフォト・アルバム「浅草余話」としてまとめてみたが…。

花屋敷(下左) 五重塔(下右)Hppb187899Hppb187892

宝蔵門の仁王阿像(下左) 神輿(下右)Hppb187871_3Hppb187812_2

白浪五人男(下左) 鼠小僧次郎吉(下右)Hppb187857Hppb187842

浮世絵(仲見世にて)(下左) 踊り衣装(仲見世にて)(下右)Hppb187793Hppb187799

 

 







 ガイドの渡邊征夫さん(写真左最上)の解説は的と要を得ていた。豊富な知識からにじみ出た日本史の余談などがおもしろかった。宝蔵門の仁王像の前で、「阿吽(あうん)」を外国人に説明するのに苦労するとこぼしていた。私は「阿吽をどう訳すのですか?」と質問した。「On the same wavelengthかな」と答えてくれた。ちなみに、浅草には外国人に対応できるガイドがいる。スキー部OBのFさんもその一人で、今回の幹事だ。ガイドのおかげで、あらためて浅草と江戸文化の奥の深さを知った。なお、ガイドの依頼は浅草観光文化センター(☎03-3842-5599)へ。

 雷門をスタートし、仲見世、浅草寺境内の各所、江戸下町伝統工芸館まで、正味1時間半の見学だった。12時半からメインイベントの宴会に移った。会場は助六の宿「貞千代」である。Hppb188049_3Hppb187934貞千代は江戸町人料理(池波正太郎の「鬼平犯科帳」に出てくる料理)を食べさせてくれるという料亭旅館だ(写真上2点) 。私は「鬼平犯科帳」を愛読しているので楽しみにしてきた。乾杯と同時に、貞千代の主・望月友彦さん(写真下左)が宿のPRを兼ねてあいさつした。わたくしは彼の質問に答えて著書をいただいた(写真下右)HpHppb187943_2

 次に登場したのは桜川米七さんという芸人である。桜川さんの役は幇間(ほうかん)である。幇間とは辞典(スーパー大辞林)によると「宴席などで遊客の機嫌をとり、滑稽な動作・言葉によって座をにぎやかにすることを職業とする男。たいこもち」と書かれている。すなわち、私たちのOB会を盛り上げていただく役だ。桜川師匠の芸はいわゆる“たいこもち”どころか、最高のエンターテインメントだった(写真下左)。ステージが終わると、Hppb188023_2私たちの席に加わっていただき歓談に花が咲き、記念撮影にも応じてくださった(写真下 中央が桜川師匠)Hppb188041。江戸の下町にはこのような芸と慣習があったのであろう。おかげで2012OB会は、盛況裏に終わった。

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