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2012/10/17

なつかしいタイムトラベル

小江戸・栃木…フォトレポートHp_pa065696

 小京都とか小江戸をキャッチフレーズにする町がある。西のほうでは「小京都」(しょうきょうと)、東では「小江戸」(こえど)と言われる場合が多い。どちらも町の宣伝文句になっている。京都や江戸の町並みと情緒に人気があるのだろう。どれぐらい京都らしいのか、江戸らしいのか、期待して訪れると納得できる場合もあれば、がっかりする場合もある。それは、訪問者の期待度によって変わるだろう。一方で、京都や江戸について、私たちはどんなイメージを持っているのだろうか。かなり漠然としているうえに、個人差も大きい。それが期待の差 になって表れるのである。いずれにしても、私たちは古い町並みのタイムトラベルが好きなのではないか。

 10月6日、ヌービック・フォト・フレンズ 5の撮影会で栃木市へ出かけた。栃木市は、「小江戸」のほかに「蔵の街」も売り物にしている。蔵の街もいろいろなところで町の肩書になっている。Hp_2なぜ、我々は蔵造りの建築にロマンを感じるのだろうか。蔵には「蔵が建つ」というたとえがあるように富と成功の象徴であるからか? 頑丈な人を寄せ付けない構造に家屋の夢を感じるのか? 小江戸・栃木は、けっこう楽しめた。栃木の人々が親切で外交的だからだ。その象徴が「お蔵のお人形さん巡り」というイベントだ。市内56か所の店舗などで、それぞれが自慢のひな人形を展示公開し、訪問客に親切に応対してくれた。撮影で、私は、「人情」と「歳月」を意識した。すなわち、「なつかしさ」をモチーフにした。

 私は、栃木の町造りをドイツと比較してみた。江戸時代の栃木の規模はドイツの小都市と同じぐらいだろう。おそらく、生活圏は歩行可能範囲で、コミュニティーにはちょうどよい大きさだったのではないか。ドイツほどはっきりしていないが、旧市街と新市街があり、水運がある。ドイツの町を歩くつもりで栃木を散策した。

写真上 栃木は水運のある町だった。市内を流れる巴波川は栃木と江戸を結ぶ水運に利用されていたという(写真上右マップ参照 ポップアップ可 。ドイツでもほとんどの町に水運がある。今夏、訪れたハンブルグやリューベック、ツェレにも川や運河があった。

写真下2点 左●リューベック 周囲を川と運河で囲まれた町 右●ツェレ 現在は観光とレジャー用の運河だが、かつては輸送に使われていたと思われるHp_p6026554Hp_p6073368_2

写真下3点 ●万年筆病院 万年筆が筆記具の主役だった時代があった。入学祝いのプレゼントに万年筆をもらったことがある 瀬戸物屋 私は昔、こう呼んだものだ のれんのある交番。昔は実在したのだろうかHp_pa065761_2Hp_pa066008Hp_pa066006






写真下3点 左●エキゾチックなカフェ 中●タイムトンネル カーブミラーが入口だ 右●旧市役所庁舎の扉 建築は現市庁舎の別館として使われているHp_pa065663Hp_pa065826Hp_pa065800

写真下2点 左●お稲荷さん 駐車場の片隅にひっそりたたずむが、正一位の稲荷神社。 右●古道具屋の釜Hp_pa065844_2Hp_pa065755













写真下2点●栃木病院 大正2年建造の西洋館Hp_pa065866_2Hp_pa065977

写真下2点 左●蔵の内部 蔵を展示場にした家具屋の中で 右●ひな人形 「お蔵のお人形さん巡り」というイベントが11月4日まで開催されている。市内56か所の店舗などで、それぞれが自慢の人形を展示公開しているHp_pa065682Hp_pa065934

写真下 ●オクトーバーフェスト 栃木駅前にテントを張りドイツビール祭りを開催。本場の「ヴァイツェン」を楽しんだHp_pa065972

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