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2012/09/18

チョウに超接近 八ヶ岳山麓No.143

広角マクロ撮影の臨場感…コンパクトカメラシリーズ44Hpp9154415

 「近寄れば近寄るほど“いい”写真が撮れる」と、私は写真専門学校で指導してきた。安易な望遠レンズの使用を抑えるのがねらいだ。専門学校では、実習や課題で、1年間、50ミリ(標準)レンズ1本で通すというのが方針だった。50ミリ標準レンズでいかに被写体に肉薄できるかで実力を養うのだ。主要被写体(主役)を大きく撮るというのは撮影の基本中の基本だから、50ミリレンズ1本では被写体に近寄らなければならない。これは撮影距離(カメラディスタンス)の問題である。距離は物理量なので、科学的な根拠がある。Hpp9154462けっして感覚や観念論ではない。この考え方については、あらためて論じるつもりだ。 (写真上 マツムシソウに留まるヒョウモンチョウの仲間。写真右 チョウが群がる秋の草原)

 秋の野を散歩していたら、マツムシソウにチョウが群がっているシーンを見つけた。さっそく、オリンパスXZ-1のマクロ機構を生かしてチョウと花を撮影した。同機のスーパーマクロモードは、レンズ先端から1センチの被写体までピントが合う(広角28ミリ画角のみ)。近接撮影にはうってつけのカメラだ。しかし、撮影距離を調節してくれたのはチョウのほうだと言ってもよかった。チョウはカメラや私を気にせずに近寄ってくる。レンズ先端からチョウまで3~4センチの距離でシャッターをきっても逃げない。Hpp9154522_2蜜を吸うのに夢中だからだ。ライヴヴュー撮影なので顔を近づけていない。オートフォーカスは速くて確実なので、1シーンで数回のレリーズ・チャンスがあった。オリンパスXZ-1は自然(昆虫など)に優しいカメラと言えるだろう。前述のように、私は、望遠レンズで遠くから大きく撮る写真より、広角レンズで接近して大きく撮るほうを好む。被写体と四つ相撲で対決できるうえに、その場の臨場感も再現できるからだ。なお、通常の撮影では、カメラのレリーズ音や操作音をオフにして、少しでも被写体を刺激しないよう心がけている。 (写真左上 マツムシソウで吸蜜するキタテハ)

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