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2012/09/21

シロバナトリカブトと虹 八ヶ岳山麓No144

被写体が第一…コンパクトカメラシリーズ45Hpp9164709_4

 写真作品の価値は、「90パーセント以上が被写体で決まる」と主張している。もっとも価値のある被写体は、だれも知らない、だれも見たことがない対象(空間)や瞬間(時間)であろう。そのような被写体なら、多少の撮影テクニックが未熟でも許せるのではないか。写真と写真家の本分は珍しい被写体を紹介することにある。もちろん撮り方で優れた作品はできるが、それも被写体あっての結果である。私には、「90パーセント以上」は譲れない比率だ。「被写体さま」のおかげで写真作品は成り立っている。秋の八ヶ岳山麓で珍しい被写体と現象に恵まれた。

 白花のトリカブトは、以前、フォトクラブ彩光のメンバーに見せていただいたことがある。自分がそれにめぐり合うとは予想もしていなかった。イワナ釣りの途中だったが、オリンパスXZ-1を取り出して約1時間、190回シャッターをきった。山と渓谷社刊の「日本の野草」でも白花のトリカブトには触れていない。同書にはキンポウゲ科トリカブト属の花が11種紹介されているが、亜種や変種として明記されていない。トリカブト属で紫色でない花として、レイジンソウの仲間が3種掲載されているが、花の付き方が違う。Hpp9174849ただ葉は似ていた。トリカブトのWikipedia(ウィキペディア)には白、黄色、ピンクなどがあると書かれている。

 9月17日は朝から雨模様だった。村道を走っていると正面に虹が見えた。虹は徐々にはっきりしてきた。路肩に駐車して46カット撮影した。ちょうどレタス畑わきの花壇の前だったので、花といっしょにフレーミングした。虹には因縁がある。私たちが八ヶ岳山麓に拠点を作ることを決めたきっかけは虹である。20数年前の夏、相木村のキャンプからの帰途、馬越峠を越して川上村へ下ってきたとき、スコールの後で村に虹がかかった。この村は平和で幸せをもたらす土地だと思った。その直後、テントを張る場所として現拠点を決めたのである。虹は縁起が良いのだ。

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コメント

そうですね。思い出します。あの虹が出ていたのはレタス畑、お稲荷さんのあるあたりでした。今回の虹も忘れない。Love for ever!

投稿: Keicoco | 2012/09/21 19:21

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