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2012/04/28

野川公園の春の野草[フォト・レポート]

観察路からのカメラポジション…コンパクトカメラシリーズ39

Hpp4251030 フォトクラブ彩光のメンバーと都立・野川公園の自然観察園へ出かけた。折から、観察園は春の花の最盛期だった。一方、彩光のメンバーは野草観察のエキスパートである。花の名まえと在りかを指導していただきながら快適な撮影を楽しんだ。4月25日の撮影結果の一部を掲載する。

 写真は、すべてオリンパスXZ-1で撮影した。ライブビュー撮影(デジタル・コンパクトカメラやミラーレス一眼)は、あきらかにファインダー撮影より優れている。野草撮影では特にそうだ。ファインダーをのぞかなくてよいので、手の届く範囲ならどこでもカメラを構えることができる。Hpp4250828液晶パネルが見にくいときもあるが、最近の液晶パネルは明るいうえに指向性が少ないので、斜めからでもなんとか見える。また、直射光が当たるパネルははっきり見えないときもあるが、それでも勘と経験を働かせるとフレーミングはできる。再生して撮影結果をすぐ確認できるデジタルカメラでは、撮り直すことによりかならず思いどおりのフレーミングに仕上げることができる。カメラポジション選択の自由度は、パネルの見にくさをカバーしてあまりある。Hpp4251123常々主張しているように、カメラポジション選択の高い自由度はもっとも重要なカメラアイである。なにしろライブビュー撮影は、ファインダー撮影では不可能なことができるのである。なお、以下の理由から三脚は使わない。①高感度で高速シャッターがきれること、②カメラのブレ軽減機構が優れていること、③撮影結果を確認でき、撮り直しができること、④通常、木道や観察路では三脚を立てることを控えなければならない、Hpp4250902などだ。その結果、ますますカメラポジションを自由に選べることになる。 (写真上右 サクラソウが群生する湿地帯と木道 写真右 木のチップを敷き詰めた観察路。やわらかな感触は脚に優しい)

 都立・野川公園・自然観察園の中では、観察路から撮影する。木道からの撮影もしばしばだ。花が木道のすぐそばにあっても、低いところでは、カメラをハイアングルに構えざるを得ない。通常、花を撮影するときの基本的なアングルはアイレベルである。木道からはアイレベルは不可能だろうか。特にファインダー撮影では難しい。一眼レフにアングルファインダーを使っても、顔を木道路面より下にもっていかなければならないだろう。ライブビュー撮影の場合は、手を伸ばして下げればよいので、十分構えられる。液晶パネルをのぞけるかが問題だが、前述のとおりなんと見えるのである。Hpp4251132さらに、オリンパスXZ-1では、AFターゲット(フォーカスフレーム)をパネル内11か所に移動できるので、フレーミングと花の位置を予測してターゲットを決めておくと、フレーミングとピント合わせを同時にできる。これには、XZ-1の明るい有機ELディスプレーも貢献している。もちろん、撮影後は再生して確認する。液晶パネルがフレキシブルに調節できるカメラの場合は、さらに有利だ。というわけで、木道からの撮影も十分こなせる。XZ-1を使うようになってから花の撮影が一段とおもしろくなった。(写真上左 自然観察センターには3段階に分けて開花情報が掲示されている)

フデリンドウ(写真最上左 観察路沿いにあったので容易にカメラを構えられた)

サクラソウ(写真下左 花冠と並び方がわかるよう腕を伸ばして真上から撮影した) チョウジソウ(写真下右 腕を伸ばしてアイレベルに構えた)Hpp4250844Hpp4250872







サギゴケ(写真下左 カメラをスーパーマクロに設定、木道から下へ腕を伸ばしてハイアングルに構えた) ヒトリスズカ(写真下右 アイレベルで撮影)Hpp4250882Hpp4251073

ジュウニヒトエ(写真下左 カメラを地面に置くようにしてアイレベルを選んだ) ラショウモンカズラ(写真下右 たくさんの花にピントが合うようにカメラを構えた)Hpp4251066Hpp4250903













カテンソウ(写真下左 花冠の直径が10ミリ以下なので、スーパーマクロで接近、トリミングして部分拡大 ヒメウズ(写真下右 やはり小さな花なのでトリミングした)Hpp4250907_2Hpp4250963_2

イチリンソ(写真下左 2輪を並べてフレーミング) ヒイラギソウ(写真下右 木道沿いの低い位置にあったのでフレーミングしにくかった)Hpp4251095Hpp4250999

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