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2012/04/05

2012初イワナ 八ヶ岳山麓No.136

半年ぶりに味わう醍醐味Hp20p4029822

 今年のイワナの初釣りは4月2日だった。当日の最低気温は-8度C、日中は晴れて5度Cぐらいまで上がった。水量は平水かやや多めでコンディションはまあまあだろう。いつもの入溪点から川に降りた。通常は、シーズン初めの第1投はだいたい当たりがあるのに今年はない。そこから上流200メートルぐらいはまったく当たりがなかった。Hpbp4029837イワナが断食同盟を結んでいるのではないかと疑いたくなる。そんな不信感があるうえに、シーズン始めであることを忘れてしまい、初めての当たりは、早合わせでバラしてしまった。その30メートル先、実績のあるポイントでも当たりはない。そこで、淵の中央にある岩の向こう側をすれすれに流した(写真下右)。弱い当たりで小型がやっと針がかりした(写真下左)。魚体はサビが残っていて冷たい。やはり川は冬なのである。今冬の日本列島の気候パターンがこの川にも表れているのだろうか。以後は、ポイントを厳選して釣ることにした。

Hpp4029807 70メートル上流の大渕で、落ち込みの下へ期待しないで餌を送り込んだ(写真上左) 。この時期、水流の激しい落ち込みに魚はいるわけがない。しかし、強い当たりが竿を引き絞った。竿を立てたいが樹の枝がじゃまをして立てられない。魚は左右の岩陰に逃げ込もうと必死だ。竿をたたんで手前下流へ引き込んで抜き上げた。Hpp4029820 20センチのイワナだった(写真最上)。この川では大物に数えているサイズだ。サビもなくすばらしい魚体だ。やっと本来の感触と視覚を味わうことができた。帰路、森の中を歩いていると、Hpp4029844細流が凍って氷の塊になって残っていた(写真左)。標高1400メートルの春はまだ遠い。

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