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2011/11/27

氷点下に咲く氷の花 八ヶ岳山麓No.131

シモバシラ…11月27日の森のようすHppb273464

 3年前、ヌービックフォトフレンズの池永氏から「シモバシラ」の苗をいただいた。シモバシラはシソ科に属し、夏から秋にかけてシソに似た(総状花序)白い小花を咲かせる。冬になると、枯れた茎の毛管現象で吸い上げられた水分が結氷し、“氷の花を咲かせる”。地中から水分を吸い上げ、Hppb273464_2茎に沿って柱状に氷ることからシモバシラという名がついたようだ。(写真左は写真上右の被写体状況)

 3年前の夏に山小屋の敷地内にシモバシラを移植した。その年の冬には、ほとんど“氷花”の痕跡はなかった。まだ強く根付かなかったからだろう。昨年は、指先ほどの氷花が咲いたので、今冬を楽しみにしていた。しかし、親指半分サイズの氷花が“4輪”だけだった。Hppb273480_2 ただし、絶好期に山小屋に居なかったのでベストチャンスを逃したかもしれない。不在中の最低気温は-7.5度Cまで下がっているので、すでに大きな氷ができたかもしれない。氷結部の茎は割れたり折れていた。

 結氷は、茎のすき間から板状に広がっていく。我が家のシモバシラは、薄いうえに解けかかっていたので、透けて背景が見える。繊細で、触れたり振動させると壊れそうだった(写真最上)。本来は手のひらサイズ以上のシモバシラができるという。Hppb273491_2私がおつき合いしている野草専門の写真クラブ「フォトクラブ彩光」のメンバーは、“大輪の花”をたくさん撮影しているので、私の写真など見せる余地はないのだが、3年越しの“開花”がうれしかったのと、珍しい現象なので掲載することにした。11月27日の最低気温は-0.5度Cだった。撮影には、オリンパスXZ-1を使った。(写真左上は、写真上右の被写体状況)

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