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2011/08/07

犬のトイレ ドイツNo.104

ドイツの「犬」事情…ヴァッサーブルグHpp6085898

 ヴァッサーブルグ・アム・インは、三方が川で囲まれた半島のような形をしている(参照:「ヴァッサーブルグの第一印象 ドイツNo.98」。町の周囲、すなわち、イン川に沿った遊歩道は市民の憩いの場所だ。彫刻が展示され、ベンチも置かれている。川幅いっぱいに水が流れ、Hpp6096097_2河川敷きはほとんどない。 川幅は50メートルはあるだろうか、ゆったりと蛇行して流れる様は、ヴァッサーブルグ(水の城)という町の名まえにふさわしい。(写真上右はヴァッサーブルグでの情景、同左は旧市街の俯瞰)

Hpp6071901 遊歩道の入り口に日本では見られないボックスが立っていた(写真左)。「犬のトイレ」(HUNDE-TOILETTE)と表示されている。犬の散歩でふんを始末するためのポリ袋を提供し、その使い方が説明されている。内容は、私たちが日本で行っている方法である(写真下2点)

 ドイツは、犬に対して日本より寛容だ。駅構内やレストラン、公園などでも制約が少ない。ただし、子どもが遊ぶ公園には侵入禁止だ。私は、ドイツの各所で犬と人のなごやかな関係を見てきた。それを撮影するのも楽しみだ。Hpp6071905Hpp6071908しかし、ふんの始末については感心できない。私もうっかり踏みつぶして、対応に困ったことがあった。しかし、ここ数年、改善されてきたように感じる。ヴァッサーブルグの「犬のトイレ」がそれを物語っている。とはいえ、今でも芝生や草地を不用意に歩いていると、ふんを踏んでしまうことがある。草地を歩くときは要注意だ。

 さて、「犬のトイレ」を歓迎してよいのだろうか。いうまでもなく、これが設置される背景には、ふんの放置が多いということだ。これは公共心の欠如である。「犬のトイレ」は、これに対して一つのルールを作ったのであるHpp6071899Hpp6075535大げさな言い方だが、不正が発覚してそれを規制するために法律と予算が決まる、ということはどこの国でも同じだろう。法やルールには、Hpp6071948施設の維持や管理に予算と労力がかかる。不正をしないモラールがもっと大切だ。モラールはエコノミカルに通じる。“傾向と対策”は、受験勉強に限るのではないだろうか。犬に寛容で、人との関係が密なドイツにも、悩みはあるようだ。 (写真上3点は、イン川沿いの遊歩道 ポップアプ可

 ところで、犬について書くからには、私自身のことにも触れなければならないだろう。私は、トイプードルを飼っている (写真右) 。名まえは「ココ」である。飼い始めて10年経っているので、人間では56歳に相当する。しかし、今だトイレの粗相が多い。しつけが良くなかったのは、飼い主の責任だ。朝のHpp8038985散歩は家内と分担して連れて行くのだが、自身のトイレを我慢して連れていかないと粗相になる。カットの回数は私より多いし、カット代も私より高い。すなわち、“犬の生活優先モード”で、“飼い主バカ”の状態だ。

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