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2011/05/05

吐竜の滝 八ヶ岳山麓No.119

オール・イン・ワンで滝の撮影ができる…コンパクトカメラシリーズ35Hpp5043164

 八ヶ岳山麓の名所「吐竜の滝」(写真下左)は、いつ訪れても観光客でいっぱいだ。幽玄峡にもかかわらず、ハイヒールでも歩いて行けるので人気が高い。新緑には、約3週間は早いだろうか。しかし、水辺なので春の野草も豊富だ。私は、滝のほかにエゾエンゴサクとアマナを撮影した。

 滝の撮影について講釈するのは不本意だが、コンパクトカメラでも思いどおり撮れる例を紹介しようと思う。オリンパスXZ-1はハイグレードのコンパクトカメラなので、マルチ露出モードを搭載している。Hpp5043119_2滝の撮影には、シャッター速度1/4~1秒がぐらいを選ばなければならないから、シャッター速度優先AEモード(S、他機種ではTv)が便利だ。絞り優先AEモード(A、他機種ではAv)でも不可能ではないが、少々工夫が必要になる。もちろんマニュアル露出モード(M)でもよい。XZ-1は、SとMモードがあるだけではない。滝の撮影に必要なNDフィルター機能が付いている。もちろん光学的なフィルターではなく、電気的なものだ(写真下左 液晶モニター上の表示)Hp_ndp5050002NDフィルターをONにすると、3EV(3絞り)分だけ被写体が暗くなる。または、ISO感度が1/8になると言ってもよい。市販のフィルターではND-8に相当する。オリンパスXZ-1は、別付けのNDが不要なので、「滝の撮影ができるオール・イン・ワン・モデル」ということになる。むろん三脚は必要だ。

Hpp5043077_2 NDフィルターはシャッター速度の選択幅を広げるので、カメラアイにおおいに貢献する。当然、相反則で絞り値の選択幅も広がる。滝(水)のほかに風の効果、流し撮りなどに有効である。一般に、ND機能が追加されるだけで、撮影者のカメラアイも柔軟になるであろう。一方、最大絞り値(最小絞り穴)がF8と小さい(大きい)コンパクトデジカメにとって、NDフィルターは必要不可欠ともいえる。Hpp5043189今回の撮影で私はMモードに設定、最大絞り値F8を選んだあと、シャッター速度で露出の調整をした。1/4秒がほぼ適正だった。もちろんNDフィルターONである。この状態で1秒ぐらいまでは選びたいので、カメラにはND-32も搭載してほしいものだ。

掲載した写真(最上右)の撮影データは、レンズ24ミリ(35ミリ判換算112ミリ) 絞りF8 1/3秒 NDフィルター ISO100 WB晴天

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