« エアバスA380-800のフライト情報 ドイツNo.95 | トップページ | オリンパスXZ-1使用記 »

2011/03/02

八ヶ岳山麓は宇宙との接点 八ヶ岳山麓No.116

オリオン座を撮影Hpp2270920

 2月27日の八ヶ岳山麓(標高1400メートル)は、日中の最高気温が7度Cに達し、異常に暖かかった。夜、ベランダに出てもあまり寒さを感じない。天空を見上げると、正面にオリオン座の四辺形と三つ星が輝いている。オリオンと目線が合ってしまったので撮影することにした。しかし、いままでデジタルカメラで天体を撮影したことがない。フイルム時代の撮り方を思い出しながらカメラを三脚に取り付けた。ISO感度を200に設定、絞りF6.3、シャッタースピードを60秒(オリンパスE-420の最長時間速度)にセットした。ファインダーでオリオンがほぼ画面いっぱいになるようにズーミングした。そのときの焦点距離は38ミリ(35ミリ判換算76ミリ)だった。メニューで低振動モードを3秒に設定してシャッターを切った。レリーズ直後の再生画面を見るとほぼ適正露出なので、続けて撮影した。シャッタースピード60秒も適正ではないか。あまり長時間露出するとオリオン座の構成がわからなくなってしまう。なお、ピントはレンズ鏡胴の距離目盛で合わせた。Hpp2268874

 八ヶ岳山麓の澄んだ夜空はすごい。「宝石箱をひっくり返したような」とか、「手が届くほどに」とか星空の美しさを表現する言葉があるが、だれもがそれを実感するだろう。こんなに星があったのかと思うと同時に、地球も宇宙の一員であることを納得するはずだ。それゆえ、野辺山高原には宇宙電波観測所(http://www.nro.nao.ac.jp/がある。最近、研究員が直径45メートルの電波望遠鏡でオリオン座からの電磁波を観測し、「誘発的星形成を解明する手がかり」を発見したという情報(http://www.nro.nao.ac.jp/~shimajiri/pressrelease/orion/shimajiri.htmlが公開されている。オリオン座分子雲は地球から1300光年の距離にあるという。現在観測している電磁波は1300年前にオリオン座分子雲が発光したものだ。1300年前というと、日本では平城京に遷都され奈良時代が始まった年代だ。八ヶ岳山麓は宇宙との接点であると同時に、古代との接点でもあるのだ。 (写真左 最近の八ヶ岳連峰)

『豊田芳州のTheme』に掲載された写真と文章は、著作権法で保護されています。無断使用は、ご遠慮ください。All pictures and writings on this blog are copyrighted.

|

« エアバスA380-800のフライト情報 ドイツNo.95 | トップページ | オリンパスXZ-1使用記 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エアバスA380-800のフライト情報 ドイツNo.95 | トップページ | オリンパスXZ-1使用記 »