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2011/01/16

1月中旬の渓流のようす 八ヶ岳山麓No.113

氷撮影雑感Hpp1148246_2…コンパクトカメラシリーズ28

 渓流に入ったが、釣れるのは外道ばかりだった。というと釣りのことかと思われてしまうだろう。しかし、まだ釣りのシーズンではない。釣りと氷の撮影が似ているので、氷を魚にたとえたのである。釣りと撮影のアナロジーは以前書いたので、ここでは省略する。ここ2日ばかり氷と霧氷を撮影してみたが、たいしたカットは撮れなかった。Hpp1140110氷の張りぐあいは良いほうだった。全面結氷に向かっているように見える(写真左)。20年前なら、2、3日であきらかに全面結氷しただろう。しかし、現在ではここで寒気がゆるむ。実際に、今日(1月15日)の最低気温が-10度C以上だった。これでは、現状維持がやっとだろう。私が撮影している渓流は、標高1400メートルの高原にある。Hpp1148263昨日の渓流の水温は3度C、周辺の気温は-2度Cだった(正午ごろ)。川沿いは、水温の影響を受けて気温は高めになる。おそらく、今日は氷が少し融けるだろう。Hpp1140053Hpp1140075

 氷の撮影は、被写体とは関係なくおもしろい。これも釣りと同じだ。大物が釣れなくても、または“坊主”でも釣りは楽しい。まず、周囲の森に目をやりながら渓流で過ごすことが幸せだ。被写体(魚のいるポイント)を探索し、アプローチを工夫する。氷の撮影は命がけだ。水上で転倒したら命にかかわる。慎重に目ざす氷へ接近する。Hpmuhyoup1148230最近はバランス感覚が鈍っているので、三脚を杖や支えにして渡渉する。この緊張感は、釣りよりも上だ。寒さも忘れてしまう。

 最近は、オリンパスμTOUGH-8000で多少の水中撮影もする。氷の下へカメラを入れるのだが、なかなか思うような写真が撮れない。氷の下で見えるのは、氷の核になった落葉・落枝と岩だけで、氷は写らない(写真下 画面上部が氷)。水面と氷のすき間がわずかで氷にはピントが合わない。Hpp1148269また、水中から氷を見ると水面の屈折で画像は歪んでボケて写る。水中の氷撮影は、これからの課題だ。参照:『氷にはたくさんのモチーフがある』 『写真は病気を治すか』 『森の宝石』  下に表示したカテゴリー『氷』を参照

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