横浜居留地へのあこがれ 横浜No.51
プローバー'01は2001年に設立されたアマチュア写真クラブである。常に研鑚を積みながら、今までに4回の写真展を開催してきた。今回は特別展として地元横浜に根差したテーマに取り組んだ。あいさつ文で内容を紹介しよう。
横浜山手の人々が見つめた 花/野菜/樹木
1859年、横浜開港と同時に山手(The Bluff)には多くの外国人が住み始めました。O.M.プール著「古き横浜の壊滅」(金井圓 訳、有隣新書)によると、やがてそこには、それぞれのお国柄を反映した家が建ち並び、絵のように美しい町並みが展開したようです。山手には、ほとんどの住居に十分な広さの庭があり、人々は濃い友情で結ばれていたと書かれています。私たちは、山手の人々の生活に興味をそそられました。多少の文献を調べ、庭にどのような花や野菜が栽培され、どのような食生活があったのか想像してみました。それらを被写体として、いつものカメラワークで撮影しました。私たちの写真から山手の豊かな生活をわずかでも想像いただけたら幸いです。 2010年12月16日 プローバー’01一同
会場:横浜新都市センター・シビルプラザ(横浜駅東口 そごう9F 市民フロア) 日時:2010年12月16日(木)~21日(火) 10:00~20:00 最終日は17時まで
山手に住んでいた人々の気持ちを反映できるよう、写真は4つのカテゴリーに分けて展示する。
「花のある生活」 (写真下左)「舞踏会の思い出」チューリップ 大内喜義 (同右)「スイートホーム」バラ 小木曽光利
「季節を楽しむ」 (写真下左)「香気に寒気」レモン 廣幡安子 (同右)「漢方の力」ドクダミ 海老沢英男
「ノスタルジア」 (写真下左)「Sound」ユリ 木所栄一 (同右)「英雄ポロネーズ」チューリップ 井上恭子
「豊かな食卓」(写真下左)「緑の楽園」パセリ 駒田順二 (同右)「慈 雨」オクラ 泉屋ゆり子
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