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2010/10/12

ジャズパレードと双十節 横浜No.48

新旧二つの町とイヴェントHppa109772

 横浜とのつきあいは、四半世紀になる。初めて個展「横浜が見える時間」を開催したのが1983年だった。当時、会社の仕事だけではものたりなかったので、なにか集中することが欲しかった。サラリーマンの立場では身近な被写体とテーマにしか取り組めない。やむなく横浜で活動しようと決めたが、それは結果的に良かった。1985年の個展「横浜が見える時間Ⅱ」を期にタウン誌「浜っ子」での連載が始まった。編集長の渡辺光次さんが原稿依頼にいらしたときは、興奮したものだ。Hppa106401_2何でも真剣に取り組んでいれば、必ずチャンスに恵まれるものだと今でも思う。「横浜が見える時間」は私のライフワークの3本柱の一つだ。 (写真上は最近のみなとみらい21地区)

 10月10日、霧が丘写友会のメンバーと横浜へ撮影に出かけた。当日は、新しい横浜「みなとみらい21」(MM21)地区と、旧居留地「中華街」でそれぞれイヴェントがあった。Hppa109568MM21では、「みなとみらい21地区公共空間活用社会実験」として「JAZZ&Wine」という催しが行われていた。主催者によると、「みなとみらい21地区では、地区内の施設が主体となって、地区内の公園や港湾緑地といった公共空間を積極的に活用することにより、街の魅力やにぎわいの向上を図る…」という趣旨の実験だ。一時停滞していたMM21地区の開発も、近年だいぶ進み、町並みが整備されつつある。HpHppa106393今回のこころみは、容れ物はできたので、ソフトウエアーを開発しようということなのだろうか。10月10日は、デキシーランド・ジャズパレードと称して渡辺正典&キングクレオールがMM21地区でライブ演奏した。同時に、ワインのテイスティングや軽食も楽しめるという企画である。秋空の下、横浜美術館前の広場に明るいデキシーランド・ジャズが響きわたった。観客との交流もあり、気さくなジャズの一面を楽しんだ。

Hppa109818 夕方、私たちは、MM21地区から中華街へ移動した。中華街では、台湾の建国記念日・双十節を祝っていた。目指すは獅子舞いだ。獅子舞は、何回撮影してもおもしろい。獅子の動きは機敏でアクロバチックだ。ドラと太鼓のリズムはエキゾチックだ。爆竹の音と煙には挑発的なスリルがある。獅子舞いは目を楽しませ、耳と鼻を刺激し、私の心奥に眠っている果敢な心情を目覚めさせるのだ。どんな被写体もこのようであってほしいのだが…。撮影とは、被写体と五感でつきあえるのが理想ではないか。五感とはいかなくても、できるだけ多くの感覚器官でつきあいたいものだ。Hppa109829あいかわらず、獅子舞いの雰囲気に酔いしれて帰ってきた。

参照:『テーマをもつ喜び No.5』 『テーマをもつ喜びⅡ No.7』

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