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2010/08/06

フランスパン

パンは裸で持ち歩く

Hpp6093193 「フランスパン」と聞いて最初に思い浮かぶのは、高校時代の山岳部合宿で食料品としてフランスパンを持っていったことだ。食糧係だった私は、先輩の指示に従って一行10数人分の昼食用フランスパンを買ってきた。当時は、現在の一般的なフランスパンとは違いコッペパンを少し縮めた丸いかっこうだった。山でなぜフランスパンなのか? もともと固めのフランスパンは、乾燥して固くなっても我慢して食べられるということだったようだ。それにかさが小さく、山の食糧には向いていた。昼食には、これにマーガリンを付けて、魚肉ソーセージとキュウリのまるかじり、粉末ジュースで胃に流し込んだ。今からみると粗末なものに感じるが、3000メートルの尾根では不満はなかった。先輩から、カチカチになったパンをかじるとき、唇を切らないようにというアドヴァイスがあった。(写真上は、パンを買って自宅に帰る紳士、プロヴァンにて。写真下左は、パリのホテルでの朝食。同右は、私たちの朝食用のパンを買ってきたウエイトレスの婦人)

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 フランスでは本物フランスパンを毎朝食べた。朝食のクロワッサンには一度しかめぐり合えなかった。リーズナブルなホテルだったので、パンとバター、ジャム、コーヒー、ジュース、牛乳だけの質素なものだったが、フランスの一般大衆の朝食を体験したと思っている。Hpp6093221Hpp6087016フランスでは、パンを買って帰る人々をよく見かける。そのとき、パンを裸で持ち歩くのが習慣のようだ。老若男女みんなそうしている。初めて見たときはだらしないように見えたが、ほとんどすべての人々がそうである。Hpp6093205これがフランス人の日常のようだ。ときどき、パンをちぎってかじりながら歩いている人も見る。Hpp6066112身だしなみを整えた女性だった。それも習慣なのだろうか。だんだんファッショナブルに見えてきて、まねしたくなった。(写真上左はプロヴァンのパン屋のショーケース、同右はプロヴァンのホテルで朝食に出たクロワッサン)

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