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2010/08/01

水中のイワナを撮る 八ヶ岳山麓No.105

解放されるカメラと撮影…コンパクトカメラシリーズ23Hpp7314741_2

 カメラをどこへでも持ち運べることは、カメラポジションの選択幅の拡張を意味し、たくさんあるカメラアイの筆頭に挙げるべき項目だ。水中写真家ではない私にとって、水の中へカメラを持ち込めることは大きな喜びである。しかも、大切にしている渓流釣りを水中からレポートできることは、自身の大きな発展だと思う。これを容易に実現できたのは、オリンパスμTOUGH-8000(写真下左)のおかげだ。Hpp8014325(写真下左はオリンパスμTOUGH-8000。フラッシュ発光部の右に照明用小ランプがある)

 μTOUGH-8000は、水深10メートルまでの水中撮影をはじめ、高度の耐衝撃・耐荷重など、カメラの概念をくつがえすスペックを搭載している。海岸や渓流などの水辺、寒冷地、風雨下などでも、臆することなく撮影ができる。川に立ち込んだ渓流釣りでは、手を空けるためにしばしばカメラの置き場所に困ることがある。しかし、本機はどこへ置いても(場合のよっては落としても)平気である。例えば、水流の弱い水中に置いても大丈夫だ(写真下)Hpp8014294 精密機器としての束縛を取り払って、カメラを自由に移動し自由に操作できることは、カメラと撮影が大きく解放されたことを意味するのではないか。

 7月31日も夕まずめをねらって渓流へ入った。いつものように最初の1匹(17センチのイワナ)を記念として撮影した。μTOUGH-8000を携行していたので水中撮影を選んだ。魚は、針を外さずに浅瀬に泳がせ、スーパマクロモードで懸命に追ったがまったく写らない。渓流が暗いうえに魚が活発なのでAFが作動しない。もちろんISO感度は1600である。そのうちに魚が弱って静かになった。それでも思うようなピントが得られなかった。そこで、以前試した電球照明付きスーパーマクロモードで撮影することにした。シャッターボタンを押すと、暗い渓流がパッと明るくなった。夏の渓流はこの小さな照明が目立つほど暗いのである。Hpp7314770_3照明がAF補助光になるためピントがすぐ合いシャッターがきれる。魚はシャープに撮れたが、背景が暗いので水中の臨場感が出ない(写真右)。やはり水中撮影は、自然光が勝るのではないか。ただし、低照度下の高感度撮影で、画質が低下してしまったのが残念(写真最上)。撮影開始から終了まで約20分かかった。もちろん撮影後、魚を放流した。

 簡易的な水中撮影では、カメラを上下逆転してレンズ部分だけを水中に入れ、ボディの大半を水上に出す。そうすることで、液晶パネルの大半も水上に出せるのでファインダーとして見やすくなる(写真下右)。水中の液晶パネルは水上からはたいへん見にくいので、この撮り方は有効だ。(写真下左は水中のようす)Hpp8014797Hpp8014297_3

              

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