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2010/06/28

花の都のクリーンアップ作戦

Hpp6032338_2パリの清掃とゴミ処理

 私のあこがれの一つは、美しい町、清潔な町に住むことである。ドイツでは、しばしばそれを体験してきた。文明開化の横浜居留地にもその雰囲気があったという。そのためにも、私は横浜にかかわってきた。さて、花の都パリのゴミはどのように処理されているのだろうか。短い滞在時間ではあったが、できるだけその現場を撮影してきた。もちろん取材などという大それたものではない。

 滞在初日の朝、朝食をとっていると清掃車の音が聞こえてきた。小さいブルドーザーのような響きだ。朝食を中断して外へ飛び出して撮影したのが写真上右である。タンクにつながるホースから水を勢いよく出し、清掃職員が歩道のゴミを吹き流すのである。はじめは単なる散水車かと思ったが、そうではない。あらゆるゴミを洗い流していく。落ち葉や紙くずはもちろん、犬の糞まで流す。ドイツと同じように、パリでも犬の糞が目立つ。これを洗い流していく。歩道はみずみずしくよみがえる。8時30分ごろだった。作業は毎日ではなかったが、滞在中何回も見た。

Hpp6042566_3Hpp6117780_2 家庭ゴミは、各戸または各アパートの前に置かれたキャスター付きのゴミ箱に捨てるようだ。歩道上やわずかなスペースを確保してゴミ箱が置かれている(写真上2点)。ほかに、公共のゴミ箱が大通りの歩道や公園など各所にある。箱型もあればポリ袋タイプもある(写真下2点)。これを夕刻、収集にやって来る。職員がゴミ箱を収集車まで運び、リフターで引き上げひっくり返して収集車へ移す(写真最下段右)。これもドイツとほぼ同じだ。カラスがつついたのだろうか(ポリ袋タイプ)、ゴミが散乱している場面も見たが基本的に町はきれいだった。P6042535_2Hpp6123534_2

 清掃やゴミ収集のサイクルはよくわからなかったが、しばしば現場にめぐり合ったので短いサイクルだろう。ゴミ処理と町の美化には膨大な経費がかかっていると想像した。現在の日本を省みたとき、大都市のゴミ問題と美化には、まだまだ改善の余地があると感じている。私は、もっときれいな町に住んでみたいと思っている。なお写真は一部を除いてパリ第11区で撮影した。 (写真下左はパリの清掃車。左は“散水・放水”タイプ、右は“ほうき”タイプ)Hp2p6127791Hpp6042732 

参照:『共有・共感が町をきれいにする ドイツNo.18 『町の美しさを探る ドイツNo.78』

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