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2010/06/22

フランスの過酷で愉快な生活 〔後編〕

自由に撮影できるルーブル美術館Hpp6032432_2

 パリで美術館を4つ回った。PARIS MUSEUM PASSを買うと、50を超える美術館と博物館が記載されていて入場可能だ。Hpp6032450 4つはあまりにも少ない。しかし、ほかにいろいろな目的があったのでやむを得なかった。ルーブル(Musee du Louvre 写真上)、ロダン(Musee Rodin 写真下右)、ギュスターブ・モロー(Musee Gustave Moreau 写真下)、それにビート・タケシ・キタノ展(Fondation Cartier pour l’art contemporain 写真最下段)を観た。 タケシ展は別に入場料を払った(これは見ごたえがあったので、追って触れたい)。Hpp6042595ピカソ(Musee Picasso)を観たかったが休館中だった。タケシ展以外は、照明器具(フラッシュや電球)を使わなければ撮影自由である 。

 ルーブル美術館の入り口にはフラッシュ使用禁止の表示がある写真上右。私は、気を遣って一眼レフはザックに仕舞って入館した。ところが館内では、多くの観客(鑑賞者)が撮りほうだいに撮っている。Hpp6032492コンパクトカメラはもちろん、一眼レフでじっくり撮影している。さすがに三脚を使っている人は見なかった。ロダンとギュスターブ・モローも同様だった。照明器具さえ使わなければ、撮影自由である。フラッシュ光は紫外線を含むし、電球は熱を出すので禁止なのだ。ただし、フランスのほかの美術館、博物館については不詳だ。 (写真下はPARIS MUSEUM PASS)Hpp6182549

 フランスでは、カメラと撮影に対する意識が日本と違うと感じた。まず、カメラが大きな顔をしているのである。日本では、著作権、肖像権が大きな顔をしている。美術館はもちろん、公共施設や公園、店舗など、ほとんど自由に撮影できない。撮影許可が必要である。撮影事情の比較について、ここでは省略する。フランスでは、日本ほどではないが、一眼レフを携帯する人がたくさんいる。あきらかにドイツよりは目だつ。“アマチュアカメラマン”というよりは、市民が持っているという感じだ。Hpp6022193

 さて、私はフランスで店頭や商品、人々を撮るときは、当事者にひと声かけた。すべてのケースで「Non problem」だった。フランスはあらかに日本とは違う。さすが自由を看板にする国である。なぜ、日本では撮影に厳しいのだろう。おそらく写真と被写体の悪用、盗用があたりまえになっているからだろう。それを警戒して厳しくなるのだ。自由には、ルールがあるということを見習いたい。フランスでの撮影は過酷どころか快適だった。

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