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2010/03/10

決闘・吉野梅郷…春と冬

15p3094580春の涙

 3月9日、東京都・青梅市は雨から雪に変わった。春の先がけである梅も5分咲きで、これから春本番というとき、激しい雪に見舞われた。まさに吉野梅郷は冬と春の決闘場と化した。みるみる雪が積もり、防寒ウエアにしみ込む。枝のしずくは凍り、手がかじかむ。撮影にはきつい条件だ。しかし、同行の写好会MAROのメンバーは動じない。これぞチャンスとばかり食い下がった。写真右は青梅・雪の吉野梅郷

Hpp3094464 撮影会でのコーチの務めは、当日のモチーフやテーマを提供することである。もちろん上級者に、それは必要ない。私が最初にのぞいたファインダーで見えたものは、梅の枝に付いたしずくだった(写真左)。それが涙のように見えたので、「今日のテーマは“春の涙”にしょう」とメンバーに伝えた。はじめは雨天で「涙の雨」がピッタリのテーマだった。ところが、雨はみぞれになり、しだいに雪に変わった。「涙の雨」という言葉はあるが、「涙の雪」という表現はない。悠長なことを言っているような状況ではなくなった。撮影とは不思議なものだ。被写体条件が悪くなればなるほど燃えてくるのである。メンバーは臆せず、被写体に挑んでいった。我我と被写体との戦いもあったのである。さて、私たちは吉野梅郷の決闘でどちらが勝ったかを見届けずに愛宕山即清寺へ向かった。「春の涙」を掲載する。

Hpp3090702_2Hpp3094634●ミツマタ(写真上) ●アカメヤナギ(明王院即清寺にて)(写真右)

         

●クロッカス(写真下左)Hpp3090725 ●白梅(写真下右)Hpp3090634_3

           

          

             

          

          

                                              

                                                ●紅梅と凍れる涙(写真下左) ●ロウバイ(写真下右)Hpp3090784_3Hpp3090747_2

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