敬虔と祝賀のクリスマス ドイツNo.89
ドイツでは、クリスマス前の約4週間をアドヴェント(Advent 待降節)と呼び、クリスマスを迎える準備をする。今年は11月29日(日)から始まった。今回もドイツへ行けないので、2年前の写真で思い出をつづりたい。それでも十分楽しめるのがドイツのクリスマスなのだ。(写真上 フラウエン教会で聖歌隊のコーラスが聴けた)
●ホテルの部屋に入ると、アドヴェントならではの心温まる歓迎に出合った。おかげで長旅の疲れを忘れた
●クリスマス・マルクト(市場)は、市内のいたるところに開かれる。新市庁舎前のマリエン広場にはもっとも大規模なマルクトが立っていた
●ミュンヘンの新市庁舎の中庭に飾られたクリッペ(キリスト降誕の場面をジオラマで表現したもの)は人気があり、多くの人々を集めている(写真下2点)
●この時期には、クリッペ・コンテストがあり、入賞作品がノイハウザー通りに飾られていた(写真上右)
●アドヴェントでは、おとなも子どももクリッペを作るのが恒例だ。ミュンヘンには、クリッペ用品専門のマルクト(Kripperlmarkt)がある
●ノイハウザー通りではサンタクロース(写真右)に、聖ペーター広場ではクリストキント(白い衣装の女の子)(写真下)に出会った。ドイツでは、クリスマスイブにプレゼントを配るのはクリストキントで、サンタクロースは12月6日の聖ニコラウス祭にお菓子を配るのだそうだ
●聖ペーター広場には、巨大なクリスマス・クランツ(ローソク)のピラミッド(ローソクの熱で回る風車を模したもの)があった(写真上右)
●同じく聖ペーター広場に飾られた大型のクリッペとキリスト像? クリスマスの雰囲気がいっぱいだった
●クリスマスと言えばグリューワインが定番だ。温めた赤ワインに香辛料を加えたものでクリスマスには欠かせない。香辛料にその店独自のノウハウがあるようだ。ドイツ人は、これを飲んで体を温め、アドヴェントを楽しむ
●ヴィクトアーリエン広場のカフェは、ビニールシートで風除けを作って営業している(写真下)。中は満席に近かった。花屋にはツリーなどに使う針葉樹の小枝がたくさん並べられている(写真下右)
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