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2009/10/29

八海山ビール!!

酒を飲むと次元が高くなるHppa169321

 私はビールが好きである。ドイツへ行くのも、美味いビールが飲めるからだ。しかし、ビールに限らない。基本的にアルコールなら何でもよい。何もなければ梅酒でも飲む。酒類なら何でもいいのだ。つまり、酒の通ではないということだ。ワインも好きだが、分厚い「ワイン百科」が生まれるほどの深遠な背景はわからない。ビールについては、多少わかっているつもりなのだが…。

 私は、酒が強いわけではない。適度に酒を飲むと愉快になれるのが好きなのだ。おそらく、いっしょに飲んでいる友人たちもそう感じるのではないか。私は、ぎくしゃくした人間である。周囲の人たちに気を遣わせてしまうきらいがある。そこで、酒を飲むと、ややスマートになり、おそらく周囲に流れる空気がなごむのではないかと思う。よく、初対面の人に会話の中で、「私は酒を飲むとまともになるんですよ」というと、目を剥いて驚く人がいる。酒癖が悪く、からまれては困ると思うのだろう。しかし、「まとも」という意味を“まとも”にとらえてもらってまちがいはない。

 私の恩師の一人である故田村稔先生は、酒を飲みながらよく言われた。「人間は酒を飲むと次元が一つ上がるんだよ」と。次元が一つ上がるとは、点や線(1次元)は面(2次元)に、面は立体物(3次元)に、立体物には時間のファクターが加わって4次元になるということだ。私たちの日常は4次元で推移している。先生の考えのとおり、酒を飲むと一次元高くなるとすれば、4次元は5次元になる。5次元とはどんな世界なのだろうか。想像できることは、クリエイティブな(無から有を生じる)世界、幻想的な世界や形而上学的世界であろうか。物理学の博士がそうおっしゃったのである。Hppa169312当時は、先生の言葉を咀嚼できなかったが、一つの示唆として今でも耳に媚びり付いている。私のアルコール好きには、その言葉がかかわっているような気がする。毎晩、研究室で先生や仲間と飲んだことが懐かしく思い出される。

 最近、珍しいビールを飲む機会に恵まれた。酒席で、私がビールを希望すると、先輩が「八海山」とオーダーしたのである。私はすぐ訂正して「ビールにします」と言うと、八海山の醸造元がビールを発売したと説明された。八海山と言えば日本酒の人気ブランドだ。どこの飲み屋でもスタンダードよりは高めの値がついている。ほとんどの酒好きが認める銘酒であろう。そのブランドでビールがあると聞いて驚いた。八海山泉ビールのホームページを見ると、アルト(ALT)とヴァイツェン(WEIZEN)の2種が発売されている。賞味したのはヴァイツェンのようだ。ドイツのヴァイツェン(小麦ビール)に似た色と濁りがある。ドイツで味わったフルーティーな感じはないが、辛口でなかなかうまい。八海山も一次元高くなったのではないだろうか。Hpimg飲んだのは、「主水」(mondo)という手打ちそばの店だった。JR飯田橋駅のすぐそばにある(マップ参照)。

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