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2009/09/22

イワナとトリカブト 八ヶ岳山麓No.84

P9208934_2晩期の渓流釣り

 まもなく禁漁になる。秋もこのころになると、なんとなくやるせなさを感じる。禁漁とは、私にとっては、しばらく親友に会えないような状況である。名残惜しいが、来年2月16日(長野県の解禁日)にはまた会えるので、それほど深刻ではない。親友とのつきあいは、ときどき間をおいたほうがよいと思っている。P9208937長くつきあうと、自身も相手もぼろが出てくる。特に、私はスマートなつきあいが苦手なので、ある距離と時間をおいてつきあうほうが良いと思っている。イワナとのつきあいも同じだ。

 9月20日、入渓して竿を出そうとしたら、わきにトリカブトが咲いていた。今年はまだ見ていなかったので、コンパクトカメラ(オリンパスSP-350)を取り出して撮影した。いつものようにスーパーマクロモードで接近して、何回もシャッターをきった。シャッター速度が1/30秒以下なので、手ブレが心配だからだ。撮影を続けているうちに、マルハナバチと思われる昆虫が飛んできて花の中に入っていった。太った体で花の中に入るようすは、いかにも窮屈そうに見えた(写真上左)。ハチにはトリカブトの毒は効かないのだろう。しかし、私は、周囲に花粉が振りまかれるのではないかと警戒した。トリカブトは、それだけ不気味な雰囲気をたたている。

Hpp9208989 その日は、そこでミニサイズと18センチ(写真左)を釣っただけだった。トリカブトの撮影がおもしろかったので、満足な釣りだった。撮影と釣りは、対象とのやりとり、道具の操作、達成感などが共通である。

 1週間ほど前、林道を登って源流地帯に撮影に入った。砂防堰堤の小プールを望遠鏡で覗くと、2匹のイワナが悠然と泳いでいる。P9140203_2竿を持参していないし、好天の平水(溜まり水)では、たとえ竿を出してもまず釣れない。一眼レフに望遠レンズを付けて撮影した(写真右 部分拡大)。レンズの焦点距離と撮影距離から、サイズを計算した。目測の撮影距離なので、誤差を考慮すると体長25~27センチである。小渓流では大物に属する。来季を楽しみにして帰路についた。

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