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2009/04/19

野毛山動物園 横浜No.31

動物との素朴なふれ合いHpp4184444_2

               

 18日は、子どもたちの写生会に同行して野毛山動物園へ行った。野毛山動物園は規模こそ小さいが、それゆえに動物との距離感が近く感じられ、なじみやすい。家庭的なのだ。子どもの写生会にはうってつけだ。大規模な動物園には、それなりの良さはあるが、子どもたちにとってもっとも重要なのは、動物との素朴なふれ合いだ。必ずしも大規模で最先端の必要はないと思う。Hpp4184449私が初めて動物園に行ったときの感動は、動物との対面だった。なにしろ、おもしろかったことを思い出す。人間以外の動物を知り、自身と比較して好奇心がわいてくる。だれにも、動物との初めての出会いがある。その機会を大切にしたい。そのとき、ライオンやトラ、ゾウでなくてもよい。パンダやコアラの必要はない。珍獣・奇獣や趣向を凝らした見せ方は後から体験すればよいと思う。(写真上左 レッサーパンダ)

Hpp4184600Hpp4184628 野毛山動物園の目玉は、「なかよし広場」だ。ハツカネズミ、ニワトリ、モルモットなどの小動物とじかに触れ合える。触ったり、抱いたり、広場内を移動できる(写真上2点)。Hpp4184561子どもたちの嬉々とした声がうれしかった。また、園内に放し飼いにされた白孔雀が目の前で何回も羽を広げたのには驚いた(写真右)。子どもだけでなく大人も歓声を上げていた。

 私は八ヶ岳山麓で出会いたいと願っている動物を撮影した(写真下 左からアナグマ、タヌキ、ツキノワグマ)。Hpp4184472Hpp4184482Hpp4184498残念ながらキツネとテンはいなかった。シカは撮りそこなった。ツキノワグマは刺激があると、冬眠中でも出てくると聞いてゾッとした(写真上3点)。

Hpp4184624 ほかに印象に残ったのは、神奈川野生動物救護会が進めている「海ゴミGO ME!!」というキャンペーンとレポートだ。海で拾ったゴミが展示されていて、私たちがいかに海をゴミ捨て場にしているかがわかった。未来のある子どもたちの目にさらし、自覚を促したいのであろう(写真上右)。

 野毛山動物園は、昭和26年(1951年)開園された野毛山遊園地が母体となり、昭和39年、動物園部分だけを無料で開放したのが始まりだ。私たちも、横浜に引っ越してきてから家族連れでしばしば訪れたものだ。一時、金沢動物園やよこはま動物園(ズーラシア)などに圧されて影が薄くなったが、私は現在でもその価値を認めている。シュツットガルトのウイルヘルマ動・植物園を2回見学した。Hpp4184633そのとき感じたのは、「子どもの好奇心を喚起し、興味に応えられる」という設計と運営理念だった。野毛山動物園も、これをモットーにしてほしい。

                             

 昔、楽しませてくれたシロクマがいなくなり、その場所が「しろくまの家」として保存されていた。ほぼ実物大のシロクマ模型が置かれているのが懐かしくもあり、寂しくもあった。(写真上左 シロクマの模型と遊べるようになっている) cf.野毛山動物園

                           

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