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2009/04/13

春暖のイワナ 八ヶ岳山麓No.72

今春2度目の渓流釣りHp24p4124367

 4月12日は、異常に暖かかった。朝7時15分の気温が7.5度C、夕方18時30分でも12度Cもあった。例年の5月下旬の気候だ。夕方17時前に渓流へ入った。視界は冬景色だが暖かい。2週間前には、倒木に氷柱が下がっていたので、大きな違いだ。水温をチェックすると約9度Cだった。早春の食い渋りは少ないはずだ。

Hp4p4124378 まず、中淵で、24センチのイワナを釣った(写真上)。針にかかった瞬間に大物とわかった。大物は暴れないのだ。針がかりしても悠然と泳ぐ。竿を仕舞い、近場に寄せたとき強烈に引き込んだ。岩や倒木の下に入られるとやっかいなので、慎重に竿をさばいた。撮影では、大暴れで苦労した。同じ淵で、14センチがかかった(写真上左)。どちらも撮影後放流した。

 この時期は、根がかりが多い。冬に落ちた枯葉や小枝が川底にたまっているからだ。やや強く引き上げるとすぐ外れるので、大事にはならない。引き上げた針には枯れ葉や小枝が付いている。

Hp18p4124389  林道へ出て上流のポイントへ移った。ねらいの中淵から18センチが出てきた(写真右)。倒木の奥へ餌を落としたので、引き上げるのにひと苦労した。しかし、これは日常茶飯事だ。源流の釣りは、まともな竿さばきはできない。潅木の隙間や倒木の下などへ餌を送らないと釣りにならない。いかにうまく餌をポイントへ入れるかが釣りのテクニックである。撮影で、どんなところにも三脚を立てられる技術に似ている。うまく餌が送り込めれば、ほぼ釣れる。針にかかった後も油断できない。竿を木の間を縫うように送り、糸を手繰り寄せた。3尾目を撮影して納竿した。18時15分だった。あらためて周囲を見渡すと、気温以外に春の気配はない。標高1400メートルの森は冬のままだ。閑寂な夕刻を味わいながら林道を下った。

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