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2009/03/15

ドイツ 冬の旅…フォト・ハイライト ドイツNo.79

冬でもアウトドアー志向Hpp2269617_3

 2月下旬、冬のドイツを旅した。目的は、カーニバルの撮影だ。今年は、2月23日前後に行事が集中する。ドイツでは、マインツやデュッセルドルフ、ケルンなどのカーニバルが有名だが、私には片田舎ゲンゲンバッハのカーニバルに興味があった写真下2点Hpp2249196_4Hpp2217937_2小さな町に関心があるのは、いつものことだ。ゲンゲンバッハはシュバルツバルト(黒い森)にある小さな町だが、ゲルマン民族の風習や祭礼が残されているという。Hpp2248870 カーニバル(シュバルツバルトではファーゼント fasend と呼ばれる)はキリスト教の行事ではあるが、その土地それぞれでアレンジされている。ゲンゲンバッハで原始ゲルマン民族の精神のようなものを感じとれればと思った。カーニバルについては、いずれ触れようと思う。写真上左 シュツットガルト・新宮殿前に立つ彫像。写真上右 ゲンゲンバッハの町並み。手前はブドウ畑。 写真下2点 ゲンゲンバッハ旧市街の冬景色。写真下右 フランクフルトからシュツットガルトへ向かうICEの車窓から眺めた日没。わずかな晴れ間だった)

Hpp2238680_2Hpp2238453 何しろ寒かった。気温は東京、横浜より約7度Cは低いだろう。夜は氷点下3~5度C、日中は2~5度Cぐらいだった。気温から判断すればたいしたことはない。Hpp2192619八ヶ岳山麓(標高1400メートル)では、2月の最低気温は氷点下5~12度C、日中は0度Cを越すか越さないかというのが現状だ。自身の耐寒能力からすれば、ドイツの寒さなど平気だと思っていた。ところが、どういうわけか、寒さがジーンとしみ込んでくる。 ドイツの空気は熱容量(比重)が大きいように感じる。Hpp2263463_4Hpp2263556屋外を半日歩き回るのが限界だった。夢中で撮影したので、体が冷え体調を乱してしまった。しかし、今回はドイツの本当の冬を体験したような気がした。ハイライトをフォト・レポートする。Hpp2269472写真上左 シュツットガルト市街の屋外カフェでくつろぐ人々。写真上右は、夕刻、毛布を準備してお客を待つケーニッヒ通りのカフェ)

 天候はほとんど曇りで、時々雨や雪が交じるというもの。日差しがあったのは一日だけだった。うわさで聞いていたとおりのドイツの天気だ。これが重厚な、また、ときにはメランコリーなドイツ音楽の原点なのかもしれない。それでも、ドイツでは屋外にカフェがオープンされる。カーニバルになれば乳幼児から老若男女が出かけてくる。要するに屋外でなんとか楽しみたいという願望が感じられる。クリスマスと同様、カーニバルもドイツ人の冬のアウトドアーライフなのである。写真右上 シュットガルト・旧宮殿の中庭へ騎士像を見学に来た小学生) 

Hpp2263528 帰路の機内番組でベートーベンの「運命」を2回ほど聴いた。これが、体験したばかりのドイツの風土とどのようにかかわっているのか考えてみた。しかし、「運命」はベートーベンの頭に浮かんだ着想のほうがはるかに大きいように感じ、あらためてベートーベンの偉大さに感動したのである。写真左上 シュツットガルト旧市街の大道芸。寒風の中での演奏は、シューベルトの「冬の旅」に出てくる辻音楽師を思い出させた)

参照: 『冬の旅 ドイツNo.35』

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