« 野鳥のキャラクターがわかる 八ヶ岳山麓No.68 | トップページ | 氷が作るジオラマ 八ヶ岳山麓No.69 »

2009/01/01

中華街のパワーをもらう 横浜No.29

’09カウントダウン

     あけましておめでとうございますHppc311674_3

 今年は、中華街の関帝廟でカウントダウンした。3年前、媽祖廟(まそうびょう)が建立され、ここ二年は媽祖廟でカウントしてきたが、今年は関帝廟に戻った。横濱中華學院の中庭に特設の舞台がしつらえられ、カウントダウンのほかに音楽演奏や獅子舞が演じられた。(写真右は、関帝廟で22時30分から始まった奉納獅子舞)Hpp1011713

 中華街が形成されたのをいつにするかは議論のあるところだろう。1859年の開港と同時に、欧米人といっしょにやってきた中国人は大勢いたようだ。しかし、まだ街は形造られていなかった。Hppc3117061873年(明治6年)、日清修好条規が批准されたことにより定住する中国人が増加した。同年、関帝廟が建立されたので、このときを中華街の始まりとしてよいだろう(参照:「横浜中華街」 佐藤和孝/足立倫行/他 著 新潮社刊)。(写真上左はカウントダウン風景。写真右上は中国楽器による演奏。写真下左は2009年初の獅子舞)

Hpp1011732 中華街が幾多の苦境を克服して、現在の繁栄を築き上げたのは、彼らの英知と団結によると思う。そのパワーは見習うべきものがある。街路に飾ってある赤い提灯(写真下)には「大吉大利」「萬事勝意」と書かれていた。Hppc311699 今世界が置かれている状況に打ち勝つための励みになる言葉だ。関帝廟は、三国志で有名な関羽をまつる廟で、武神であると同時に財神でもある。お参りするとご利益があるであろう。また、中華街の人々のパワーにもあやかりたい。

 皆さまの新年に勝機がありますよう、お祈りいたします。

『豊田芳州のTheme』に掲載された写真と文章は、著作権法で保護されています。無断使用はご遠慮ください。All pictures and writings on this blog are copyrighted.

| |

« 野鳥のキャラクターがわかる 八ヶ岳山麓No.68 | トップページ | 氷が作るジオラマ 八ヶ岳山麓No.69 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。