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2008/10/17

刻々と変わる朝の風景

Hppa166193

 多かれ少なかれ、被写体は常に変化している。目にはほとんど認められないぐらいわずかな変化もあれば、瞬く間に変貌していく被写体もある。変化の速さは変化率(微分係数)として表すことができる。 被写体の変化率は撮影に影響する。Hppa166198小さな変化率の被写体は写真家の目をくらまし、モチーフを発想しにくくする。シャッターチャンスよりはフレーミングテクニックの比重が大きい撮影になるだろう。一方、変化率の大きい被写体は、いろいろなモチーフが浮かびやすい。 変化は写真家を刺激するのである。Hppa166245その結果、シャッターチャンス増える。写真界で、「朝と夕方はシャッターチャンス」と言われる。朝は夜と昼の境界なので、変化率が大きい。明るさがみるみる変わり、それに伴って光線状態(ライティング)と色温度(ホワイトバランス)も変わる。

Hppa166280 10月16日午前5時20分、私は裏磐梯・秋元湖の湖畔に立った。島影がやっと見える状態から日が昇りきるまでの1時間40分間、200回以上もシャッターをきった。それだけ、風景は刻々と変わった。もちろん、フレーミングや露出調節のバリエーションも含めた200カットだ。太陽や雲の位置、朝もや、波紋、水蒸気の状態などが風景を変化させた。 Hppa166322あらためて、秋元湖が撮影の名所であることを認識し、同時に朝のすばらしさを実感した。写真は、上から撮影順に〔1〕〔6〕

 我々は、曾原湖エリアのホテル「ビー・ハイブ」(☎0241-32-2708)に宿泊し、 オーナーの宮野正昭氏に案内していただいた。Hppa166330曾原湖エリアは、ここ1週間が紅葉の最盛期だろうか。しかし、裏磐梯の紅葉は標高で変わる。宮野氏は、それに合わせてガイドしてくださる。ホテルの玄関に設置されたパソコンのモニターには、宮野氏が撮影された四季折々の作品が常時映写されている。裏磐梯の魅力がわかるだけでなく、撮影のヒントになる。参照『見えない風景を撮る喜び』

【撮影データ】 〔共通データ〕オリンパスE-420 WB晴天 〔1〕ズイコーデジタル14~54ミリF2.8~3.5(33ミリ) 絞りF5 2.5秒 ISO400 〔2〕ズイコーデジタル14~54ミリF2.8~3.5(47ミリ) 絞りF4.5 1/8秒 ISO1600 〔3〕ズイコーデジタルED50~200ミリF2.8~3.5(200ミリ) 絞りF5.6 1/80秒 ISO400 〔4〕ズイコーデジタル14~54ミリF2.8~3.5(54ミリ) 絞りF6.3 1/100秒 ISO200 〔5〕ズイコーデジタル14~56ミリF2.8~3.5(54ミリ) 絞りF6.3 1/100秒 ISO200 〔6〕ズイコーデジタルED50~200ミリF2.8~3.5(158ミリ) 絞りF6.3 1/400秒 ISO200 

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