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2008/05/28

異常に早いハルゼミ 八ケ岳山麓No.55

ターゲット選択AFの威力コンパクトカメラシリーズ2Hp4p5196272

今年は、519日にエゾハルゼミを見つけた。例年は6月初旬に標高1400メートルの森で羽化していた。羽化の時期は、今までも少しずつ早くなってはいたが、今年は特別だ。セミの世界にも地球環境の変化が影響しているようだ。

今年は、3月から5月にかけて台 風のような低気圧と前線が日本列島を襲った。4月には、それにともない八ケ岳山麓では大雪になった。雪の重さで樹木が倒れ、それが道をふさぎ、ケーブルを切り、当事者や関係者はたいへんだった。ミャンマーを襲ったサイクロン、5月の長雨など、異常であることにまちがいはない。カラマツの芽の色づき、シラカバの葉の広がり方など、すべて1週間以上早い。

Hpp5196261ハルゼミを見つけたので、さっそくコンパクトカメラ(オリンパスSP-350)で撮影した。セミは動物なので目にピントを合わせなければならない。近接撮影で正確にピントを合わせるのは簡単ではない。しかし、SP-350のターゲット選択AFで撮影すると、簡単にピント合わせができる。(写真左:液晶モニター上で目にターゲットを重ねて撮影した)               

                            

Hpap5220435 通常の撮影では、次のような手順でカメラを操作する。被写体とカメラポジションを決めた後 ①フレーミング→②ピント合わせ→③シャッターチャンス(を待つ)→④レリーズ の順になる。順番をつけたが、理想的には①~③は 同時進行でなければHpbp5220431_3ならない。これを一眼レフでやろうとすると、マニュアルフォーカスでなければできないだろう。エキスパートだけのテクニックだ。SP-350は、これがだれにでもできるところがすごいのだ。ハルゼミを撮るなら、まずフレーミングの構想を固め、目の位置にAFターゲットを移動させる。Hpsp350p5220454_2ターゲットは左右12か所、上下10か所、合計120か所から選べる(写真右上参照)。これだけの中から選択できるということは、緻密なフレーミングができるということだ。それからセミに接近して、予定どおりのフレーミングをする。あとは、シャッターボタンを全押しすだけだ。この撮影では、ピントが合ったときがシャッターが切れるときなので、ピントは正確に合う。 一眼レフでAFロックしてフレーミングしなおす撮影法が一般的だ。それでは、このようにうまくいかないだろう。SP-350のターHpp5066112_3ゲット選択AFは、昆虫だけでなく、花やスナップなどにも通用する。ただし、レリーズタイムラグは大きいので、シャッターチャンスにそれほど強くはない。しかし、それをカバーしてあまりあるスペックだ。(写真右:ミズバショウの花芯(穂のように見える部分)にターゲットを合わせた)参照『ニホンリスを撮る 八ケ岳山麓No.50』                                

                    

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コメント

 もうハルゼミですか! 大菩薩周辺の低山で6月初め頃に何度か大合唱を聞きましたが...
 先日、大学の先輩の山の会で中央線の梁川の南側の稜線を歩いてきましたが、聞こえたのは鳥の声だけでした。ハルゼミが居るところかは判りませんが。
 麓の草地にはだいぶボロになったウスバシロチョウがヒラヒラしていましたが、これも少し早いような気がしました。

投稿: flugel GT | 2008/05/30 09:14

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