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2007/12/18

氷の発達を観察する 八ヶ岳山麓No.44

Hppc179595 形の素性を探る

 冬らしい気候になってきた。15、16日には降雪があり、森の中は雪景色だ。17日の最低気温は氷点下9度C(標高1400メートル)、さっそく渓流へ入った。冬の撮影で、もっともおもしろいのは氷の撮影だ。被写体の氷は変幻自在な姿を見せ、しばしば神秘的で幽玄だ。氷を探し、じっくり撮影するプロセスには、写真撮影の醍醐味を感じる。この時期、まだ氷は小さく未成熟だが、それなりにおHppc152373_2もしろい形がある。氷の核になる小枝や枯葉、岩や石などの形が微妙に反 映しているからだ。3日間続けて観察した結果をレポートしよう。写真上は、細い枝が太い氷に変わったもの

カラマツの落ち葉が溶け込んだ氷(写真左)

                                                               

                              

枯れ葉の付いた枝に発達した氷。左は、枯れ葉に積もった雪が融けてツララ状に発達したもの。右は、枯れ葉の周りにできたブロック氷Hppc152384_2Hppc179615_2

             

           

          

            

3日間の発達経過(左から順に)Hpb1pc152356_2Hpb2pc162407_3Hpb3pc179669  

             

             

             2日間で発達した氷の変化(左から順に)Hpa1pc162432_2Hpa2pc179535_2 

Hppc179554_2

氷の撮影中、水上で転倒すると命にかかわる。水の中を歩くときは三脚を開いて杖にして歩く。三脚は命綱ならぬ命杖になる。氷点下の渓流では、最下段の脚を使うのが定石だ。接合部に水が入ると、凍って伸縮できなくなるからだ

参照: 『森の宝石 信州No.3』『冬の渓流で考える 信州No.4』『写真は病気を治すか 信州No.5』『氷河時代の風景 信州No.9』『氷の季節がやってきた 信州No.25』『不調に終った氷の撮影 信州No.30』

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