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2007/07/03

イワナ釣りは最盛期 八ヶ岳山麓(信州)No.35

P70282457月1日の渓流と森のようす

 新しい渓流竿を持って川へ入った。初めて新しい道具を使うときは、どんなものでもワクワクするものだ。そのときの新鮮な気持ちはたまらない。マンネリを打破するもっとも良い方法なのだが、それには資金が必要だ。渋谷の上州屋で、1万6千円の竿を買った(写真下右)。けっして高級ではないが、硬調、7.1メートル、仕舞寸法50センチという機能だけは満たしている。このスペックの高級品は数万円から10万円はする。

 糸を結んで、水面に餌を落としたとたんに根がかり した。すぐ針を変えHpp7028222て流したら、また根がかりし、それを外そうとしたら、今度は上空の枝に糸がからみつき、仕掛けを付け替えるはめになった。この竿の前途が気になってきた。しばらく渓流から離れていたので、勘が鈍ったようだ。

 20メートルぐらい遡行し、小さな落ち込みで、やっと釣り上げたのは15センチのイワナだった。撮影に値しないので、すぐ放流した。さらに15メートル遡った大岩の裏側で20センチのイワナがかかった。イワナ釣りでは、しばしば見えない岩陰に餌を流す。場合によっては目印も見えないときがある。手ごたえだけでアタリをとり、合わせる。こういう釣り方では、水面は見えないので根がかりもしばしばだ。しかし、魚からも釣り人が見えないのでチャンスの多いポイントでもある。根がかり覚悟で竿を出すのである。

Hp0707011p7018157_1  釣り上げた魚を撮影しようとしたが、ISO400で絞りF2.8、1/15秒の露出だ。この時期の森の中は、これぐらいの明るさが普通だ(写真上参照)。時刻は15時30分ごろで、曇天とはいえ日は高い。しかし、樹木の葉が完全に茂り、天空からの光を遮っている。浅瀬で暴れる魚をどうしても止めて写せない。しかたなくストロボを使った(写真右)。

Hp070701p7018170  この時期の魚は活発である。さらに上流でかかった魚は、猛烈に暴れ岩の下にもぐり込みなかなか出てこない。時間をかけて引き出した魚は12センチの小イワナだった。そこから5メートル上流の淵では18センチがかかった(写真左)。これも相当の暴れ方だ。仕掛けが短いので抜き上げることはできない。竿を仕舞いながら短竿にして立て、魚が疲れるのを待つ。ランディングネットは持っていかないので、岸に引き上げた。そこは上空に枝がないので明るい。自然光で撮影した(写真上)。

Hpp7028307  次の淵では23センチの大物(細い川なので、これぐらいが大物になる)が食いついてきた。時間をかけて岸に引き上げ、夕食のおかずにすることにした(写真右)。十分堪能したの で、16時30分納竿した。約2時間の釣果は大2、中1、小2だった。全般にアタリが弱かったHpp7028228_2 のは、魚の動きが狡猾なのか、竿の感度が鈍いのか、はっきりしない。水量は多めで、絶好のコンディションだった。

Hpp7028284_1 森の中は、アヤメとタニウツギが最高潮、ノイバラはピークを過ぎていた(写真左右)。なお、今まで「信州」としていたカテゴリーは不適切と考え、「八ヶ岳山麓」に変更した。Hpp7028257_1

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