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2007/06/28

イザール河畔の旅情 ドイツNo.45

Hpp6137339_1 ランズフートで見たドイツの釣り

 私の趣味の一つは釣りである。今では、八ヶ岳山麓でイワナを釣るだけだが、基本的にどんな釣りも大好きだ。どこへ行っても川を見ると、ここで釣れるかなとポイント(魚のいそうな場所)をよむ。ドイツでは、列車の車窓から川が見えると、ポイントをよみ竿の出し方が頭の中でシミュレーションされる。しかし、今までに実際に釣っている人を見たことがない。

 ミュンヘンの北東約60キロのところにあるランズフート(Randshut)は、イザール川に沿って開けた中都市だ。旧市街の位置から推測すると、おそらくイザール川が防壁の役割を果たしていたと思われる。午前10時ごろ川を渡って旧市街へ撮影に行く途中、釣り人を見た。護岸から4メートルぐらいの竿を出している。竿にはリールが付いている。餌は、ひと目Hpp6130051 ミミズのように見えた。流れに合わせて餌を流し、釣り人も下流へ歩く。もちろん餌にアクションをつけるためにリールや竿先を操作する。もの珍しさでしばらく見とれていた。

 町のそばを流れるドイツの川は、だいたい水量が多い。変化がないのでポイントはよめない。イザール川も同じだ。こんなところでは釣れないだろうと思っていた。ところが、眼の前で竿がしなったのだ。リールを巻き上げて現れた魚は18センチぐらいの魚だった(写真上右)。私は感激して拍手してしまった。魚はすぐ放流されたので、じっくり観察できなかったが、やや黄色みがかり体側に斑紋があるのがP6137411_1 わかった。サケ科かコイ科か区別がつかなかった。その日は3人ぐらいが自転車で来て、早朝から釣っていたようだ。眼の前のキャッチ&リリースを最後に釣り人は帰っていった。

 イザール河畔は、ベンチが置かれくつろぎの場所だ。人々だけでなく水鳥も羽と足を休めている。カフェがあり、昼と夕刻は人々でにぎわう(写真上と右)。特に夕方は老若男女、家族連れが食事を楽しんでいた。私たちも仲間に入りビールを味わった。ときどき聞こえる教会の鐘の音が、ドイツの旅情を高ぶらせた。

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