城壁の思い出…キングサリ ドイツNo.40
昨年5月、ドイツ・ノルドリンゲンで城壁に沿って歩いていたとき、黄色い花房をたくさん吊り下げた樹を見つけた。当時は花の名まえがわからなかったが、帰国して調べたところ、キングサリだとわかった。金の鎖のような形をしているので名づけられたのであろう。イングリッシュガーデンの代表的な花木でヨーロッパで親しまれているという。(写真左上は、城壁の内側に沿った道)
昨夏、甲斐大泉の園芸店でキングサリを見つけた。ドイツ旅行の記念に買って植樹しようを思ったが、18,000円もする(高さ2メートルぐらい)。あきらめていたところ、横浜の園芸店
で、高さ80センチぐらいの苗木が1,800円で売られていた。ドイツの気候に近い八ヶ岳山麓で育てようと購入した。自宅のベランダ゙で年を越して、今日(5月15日)開花した。花を見ながら城壁に囲まれたノルドリンゲンの平和な町並みを思い出した。これから、信州へ運んで正式に植える予定だ。信州で、ドイツを思い出す機会が増えることだろう。 (参照 『ノルドリンゲンで暮らす ドイツNO.19』)
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