« 湯島天神と岩崎邸…少年時代の思い出 | トップページ | 獅子舞と採青 横浜No.12 »

2007/02/27

初めてのフランス ドイツNo.36

フジクロームのコマーシャル

Hp2  私の写真がフジクロームフィルムのコマーシャル(カメラ雑誌)に採用された。たいへん光栄である。フランス・アルザス地方のコルマールでのスナップだ。クラシックな楽器を弾く大道芸人とカップルを、コイフス(旧税関)と呼ばれる建造物の前で撮影したもの。コイフスは、中世には1階が商品の倉庫、2階が役所だったという。屋根は写真のようにロマンティックで中世そのものと言える。撮影当日はEUの統一選挙の日で、コイフスは投票所に使われていた。この2点の重厚な発色は、私のイメージにぴったりだ。 (フジクロームフィルムのホームページ)

 私は、基本的にヨーロッパが好きである。クラシック音楽から想像される町や田 園、自然、教会、宮殿、Hpp2217163_1 人々など、若いときから築き上げてきたイメージはワクワクするほどだ。これは、私にとって一つの財産だと思う。ヨーロッパなら、どこへ行ってもよいのだが、作品をまとめることを考えると、ドイツに絞らざるをえない。

 しかし、家内のリクエストに合わせてフランスのコルマールを訪れてみた。家内は、Hpp2217149 大学の第二外国語はフランス語だったし、ファッションや映画の影響で、フランスも肌に合うらしい。ドイツのシュツットガルトからフランスのストラスブール(ドイツ語名はシュトラスブルク)行きの直行列車に乗った。国境のライン川を渡るときは、初めてフランスに入る緊張感があった。車窓からライン川 を撮影したが、あっというまに通り過ぎHpp2217155て、うまく撮れなかった(写真の右側がフランス)。ストラスブール駅で、乗り換えの列車を背景に家内を記念撮影していると、エルキュール・ポワロみたいな乗務員がそばに寄ってきて入ってくれた(写真)。このへんがフランス風かなと思った。

Hpp2217157  ストラスブールで乗り換え、40分ほどでコルマールに着いた。ストラスブールやコルマールを含む地域はアルザスと呼ばれ、しばしばドイツ領だったところだ。ドイツ語が通じ、町並みもドイツの伝統を引き継いでいる。フランスとはいえ、ドイツとして撮影して支障はない。旧市街は中世の趣が濃く、フランス的?に洗練された町並みは好感がもてた。夕食のために入ったレストラン(写真)は、外からは想像できないにぎわいで、良い席に案内された。フランス語のメニューが読めないので、ウエイターや回りの人々が親切に助けてくれた。フランスらしい雰囲気で食事ができたような気がした。サン・マルタン大聖堂の屋根にはコウノトリが子育てをしていた(写真)。通りがかったフランス人観光客が、コウノトリのことを「シゴーニュ」と教えてくれた。

Hpp2217161_1 コルマールはフランスの町だが、ドイツ的な色彩の濃い町であり、同時にドイツ旅行の一環として訪れたので、ドイツのカテゴリーに含めた。

『豊田芳州のTheme』に掲載された写真と文章は、著作権法で保護されています。無断使用はご遠慮ください。All pictures and writings on this blog are copyrighted.

|

« 湯島天神と岩崎邸…少年時代の思い出 | トップページ | 獅子舞と採青 横浜No.12 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 湯島天神と岩崎邸…少年時代の思い出 | トップページ | 獅子舞と採青 横浜No.12 »