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2006/10/25

ケルトへのロマン 信州No.22

清里『萌木の村』のハロウィーンHppa231851_1

 ハロウィーンの起源は、古代ケルト人の収穫祭だという。ケルト人は、紀元前、ゲルマン人やローマ人が進出する前のヨーロッパに広く分布していた。現在は、アイルランドやウェールズ、フランスのブルターニュ地方の主要民族である。私は、ハロウィーンという祭りの名まえは聞いていたが、内容には関心がなかった。2年前、清里の萌木の村で初めてハロウィーンを見てなんとなく惹かれ、撮影してみようという気になった。現代のハロウィーンは、もちろん古代ケルトの祭りとは趣を異にしているだろう。しかし、古代ケルトをイメージして撮影しようと試みた。

Hppa231801  一方、ケルト人には関心がある。ドイツのマインツでローマン・ゲルマン博物館を見学したとき、ドイツの先史時代から古代にかけてケルト人の影響が大きかったことを知った。ドイツの歴史と文化を知ろうとすると、ケルト人を無視することができない。エンヤの音楽が好きになったのは、曲に流れるケルティックな哀調が私の心 の琴線に触れるからHppa231781_2だ。また、アイルランド出身のメンバーが中心になって構成されているナイトノイズというカルテットの曲も同じだ。なんともいえない情調が漂っているのはケルト音楽の影響だ。私は、テーマ『沈黙の森から』を撮影するとき、ナイトノイズから多くのヒントとイメージを得ている。ケルトは、私のテーマに大きくかかわっている。

 クラシック音楽の分野では、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」がケルティックだと思う。メンデルスゾーンがスコットランドを訪れて楽想を得たといわれるので当然だろう。特に、第2楽章のスケルツォは独特の雰囲気をたたえていて、気に入っている。Hppa231762_1

 10月23日、雨模様の萌木の村をスナップした。暗い天候が、かえってケルトのイメージを作るのに適していた。なお、清里は甲州に属するが、信州と接していて、よく訪れるので、信州のカテゴリーで掲載した。

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