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2006/09/25

わかりやすい列車の旅 ドイツNo.27

Hp2p5230010_1 親切な出札口

 ドイツ国内の移動には、いつも鉄道を使う。はじめてドイツへ行ったとき、ハンブルク、ブレーメン、ハーメルン、シュツットガルト、フランクフルトなど、鉄道による遍歴は快適だったからだ。ドイツ語はもちろん英語も得意とは言えない私たちがスムースに移動できたのは、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn 略してDB)のシステムが良くできているからだ。それ以来、鉄道の旅が好きになった。車窓の風景や通過する駅の風物が興味深く、いかにもドイツの大地を踏み締めているような気になる。(左の写真はミュンヘン中央駅の出札口)

 DBの出札口は親切だ。行きたい町を伝えると人数と希望日時を問われる。希望を言うと、それに応えてコンピューターで目的地までの列車と乗り継ぎの組み合わせを検索し、モニターで直接見せるか、出力してくれる。言葉が不自由な私たちにとっては、たいへんありがたい。その中から私たちの好みを選べる。指定券ならその場で決めるし、自由席ならチケットを買ってから考える。チケットには、乗車区間、人数、人数分の運賃、指定席番号などが記入されている。二人分が1枚にまとめられているのが日本とは違う点だ。Hpp1010018 それより、チケットといっしょに渡されるメモ(コンピューターから出力したもの)がありがたい。右の写真はミュンヘンからノルドリンゲンまでのチケットを買ったときのメモだ。列車番号、乗換駅、出発・到着時刻、それぞれのプラットホーム番号が明記されている。乗り換え駅はドナウヴァルトだ。写真右下はミュンヘン中央駅の出発列車一覧だ。私たちが乗ったRB37060が上Hpp5240066 から3列目に見える。メリング、アウグスブルグ経由ドナウヴァルト行きだ。ドナウヴァルトで乗り換えてノルドリンゲンへ向かった。

 信頼して鉄道を利用できる一方、乗り換え時間がぎりぎりで、スムースに乗り継げないときがある。列車が遅れるのだ。列車の運行は、おそらく日本のほうが正確だろ う。出札窓口では少しでも早く目的地へ着けるようスケジュールを組む。このサービス精神がときどきあだになる。乗り換え時間が少ないと感じたら、次の列車に替えてもらったほうが良い。重い荷物を持っているうえに、言葉が自由にならないぶんだけ余裕がほしいからだ。それでもDBの旅は愉快だ。

 ドイツの鉄道が快適な理由の一つに、乗客の親切があることを忘れてはならない。

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