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2006/09/20

例年より遅い秋 信州No.21

Hpp9181283 9月17、18日の森のようす

 イワナ釣りに森へ入った。葉の色や落ち葉のようすを見ると、秋は例年より遅れているように感じる。雨模様で森は閑寂としている。竿を振りながら、あたりを見回すと虫や鳥の気配がない。草木も揺れていない。沢音だけが耳に入る。熊が出そうな気がして、警戒ブザーを鳴らしたり、大きな咳払いをしながら釣った。先日、尾瀬で熊を見てから、目の前にいつ現れてもおかしくないような気になっている。

 17日の釣果は大1匹、小3匹、18日は大3匹、中1匹、小1匹だった。どちらも1時間半の成果だ。自分のねらいどおりのポイントから釣れるので満足な結果だ。釣りは、『一場所、二餌、三仕掛け』と言われ、魚のいる場所(ポイント)を探し、そこに餌を投げ込むのがもっとも大切だ。魚がいない所へ餌を流しても釣れない。先行者がいないとき、イワナは落ち込みや瀬で餌を待っている。しかし、何らかの原因で警戒すると、隠れ家(住みか)に潜んでいる。そこに餌を流し込めばまちがいなく出てくる。読みどおりに岩魚が出れば、釣り上げなくても満足するのが私の釣りだ。イワナの気持ちを少しは理解したように思えるからだ。『一場所、二餌、三仕掛け』は写真撮影にも共通のセオリーだが、撮影では『一場所』で作品をものにしなければならない。釣りながらコンパクトカメラ(オリンパスSP-350)で秋の自然をスナップした。ISO400、ホワイトバランス晴天で撮影した。

イワナ(写真上) この時期のイワナは肥っているうえに、卵をかかえている。放流が原則だ。コケの上に引き上げて撮影した。8ミリ(35ミリ判換算38ミリ) 絞りF3.2 オート -0.7EV

Hpp9171245 チョウセンゴミシ 春に咲く白い花からは想像できない果実ができる。薬効が高いので果実酒にしている。8ミリ(35ミリ判換算38ミリ) 絞りF4 オート -1.0EV 

P9171260 サラシナショウマ 最近、カメラマンから注目され、撮影会の被写体にもなるという。大形の花は、風で揺れると動物のように見えるときがある。9.3ミリ(35ミリ判換算44ミリ) 絞りF3.5 オート -1.0EV

Hpp9171275 オタマジャクシ 林道の水たまりにオタマジャクシが泳いでいた。この時期におたまじゃくしを見たのは初めてだ。図鑑で調べたが、ツチガエルの幼生(オタマジャクシ)は年を越すこともあるというが…。12.2ミリ(35ミリ判換算58ミリ) 絞りF3.3 オート -2.0EV 

Hpp9171277 サワグルミ 今年、木の実は豊作のようだ。少なくともクルミは大きいのがたくさん落ちている。ネズミやリスは喜んでいるだろう。森の中に変化が起こるはずだ。18.7ミリ(35ミリ判換算89ミリ) 絞りF4.3 オート -1.7EV

Hpp9181326 ヤグルマソウ この葉は存在感があってが好きだ。掌状複葉の大きなものは直径40センチ以上になる。群生した葉が黄色に色づくと、人の群集のように見え、暗い森の中ではドキッとする。8ミリ(35ミリ判換算38ミリ) 絞りF3.5 オート -1.3EV

Hpp9181355 トリカブト 午後5時に納竿し、そばのトリカブトを撮影した。夕闇のなかで数カット撮影したが、すべてブレているので、フラッシュ撮影に切り替えた。かえって毒々しさが出たようだ。16.4ミリ(35ミリ判換算78ミリ) 絞りF5 オート フラッシュ補正-1.3EV

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コメント

こんばんわ、芳州さん。
釣りに行って、こんなに写真撮っていたんですね。
トリカブトの写真はほんと、サムライの兜みたいですね。
今年はショウジキ、熊が怖い。
でも、もう、禁漁ですよね。
それでも、普通の山道だって出会うかもしれない。
くわばら、くわばら。

投稿: KEICOCO | 2006/09/25 23:21

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