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2006/04/20

ザゼンソウ 信州No.14

Hpp4176994_24月17日の森のようす

 2週間ぶりに森へ入った。やっとザゼンソウにめぐり合ったが、最盛期は過ぎていた。ザゼンソウと会話するのは、毎年、春の通過儀礼だ。例年、3月下旬から4月初旬にかけて、厚い落ち葉の層を突き破って鋭い苞が顔を出す。時には周囲の雪を溶かして出てくる。そのようすを見ていると植物の秘めたエネルギーを感じる。今年は、2株ほど撮影できHpp4206890た(写真右上)。

 ザゼンソウは苞が花芯を包んでいる。これを仏炎苞と言い、風や冷気から花を守る働きがある。ときには、動物の食害を防ぐ。ザゼンソウはサトイモ科の毒草だ。しかし、仏炎苞にはしばしば動物に食べられた痕がある(写真右 以前の撮影)。花芯は残っている場合が多いので、仏炎苞は花を守る役割を果たしていることになる。どのような動物が食べるのか、正確にはわからない。よく冬眠明けのクマが下剤として食べるという話を聞くが、真偽はわからない。また、花の周りにそのような痕跡はない。小指ぐらいの白い糞が落ちていたことはあった。また5月、キツネの死骸のそばにザゼンソウが青々と大葉を広げている場面を見たこともある。毒草を食べて死んだのかもしれない。春先、やわらかくボリュームがある植物はザゼンソウだけだ。食べたくなる気持ちはよくわかる。Hpp4176975小さなクモが仏炎苞の内側にしがみついて死んでいた(写真左)。仏炎苞の中が暖かいので逃げ込んだのだろう。

Hpp4176916_1  帰る途中で、ポリ袋のゴミを見つけた(写真右)。森の中で弁当を食べたのか、車から投げ捨てられたのか…。せっかくの快適な撮影も味気ないものになってしまった。

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コメント

 偶然というかやはりそう言う季節なのですね。実は少し遅いのだろうけど明日諏訪湖の近くの山へ座禅草見物に行くのです。 天気も良さそうで、明日は当たりのようですが、座禅草はどうなのでしょう。 明日帰ってきてからblogに報告を書き込みましょう。

投稿: flugelGT | 2006/04/21 22:51

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