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2005/11/07

横浜が見える時間 横浜No.1

pb073293hp800 横浜の文明開化

 横浜は3回の文明開化を経たと言われる。幕末から明治維新にかけての1回目、これは本来の文明開化であり、日本の文明開化であった。2回目は、第2次世界大戦で敗れアメリカ軍に基地を提供したときだ。昭和20年(1945年)のことである。3回目は、1989年の横浜博覧会を機会に進んだ『みなとみらい地区(MM21)』開発のことを指す。この三つの文明開化は、横浜はもちろん、日本国全体にも大きな影響を残してきた。私は、1980年ごろから横浜の文明開化について『横浜が見える時間』というタイトルで撮影をしてきた。第3の文明開化は後から加わった被写体である。

 写真は、11月2日、国土交通省の調査監督船「たかしま」からMM21地区を撮影したもの。手前の『赤灯台』は明治29年(1896年)に造られた灯台で、多くの船がこれを右舷に見ながら横浜港へ入港してきた。『赤灯台』は横浜港を見続けてきた歴史の証言者と言える。

【時の流れをフレーミングする】 写真は、時代の違う二つ以上の被写体を一つの画面にまとめることで、時の流れや歴史を感じさせることができる。明治29年建築の赤灯台と、平成17年のMM21をフレーミングして横浜の歴史を見ていただきたいと思った。赤灯台がはっきり写りMM21が遠くに霞んで見えるのは、過去の視点から現在を見たことになる。

ミノルタα-7 AF24~105ミリF3.5~4.5(105ミリ) 絞りF8 1/320秒 フジクロームベルビア100

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